2015年10月5日月曜日

Wii『ゼルダの伝説~トワイライトプリンセス~』12(クリア)

時のオカリナでガノンドロフが世界を支配した時、7年後のハイラル城下町がすっかり荒廃していたのに対し、トワイライトプリンセスでは城に結界が張られるのみで、町民はいつも通り暮らしているのには呆れてしまった。あんたらの隣には脅威が迫っとるんやぞと言いたい、呑気な輩だな(前にも書いたぼやきかもしれん)。

《ハイラル城》
・広大な城やな、城郭がどえらい広い。こりゃ、外国人がレゴで再現したくなるのも分かるな。
・城郭では、ブーメランで一筆書きするギミックは難しかったので、諦めた。
・ベーゴマで壁を移動するギミックが再来して、手こずった。しかもボス部屋に行く道々なので、避けて通れぬ。
・モリブリンが案外良い奴だった。俺は強い奴にしか従わんとか、実力主義なんだね。
・カンテラ使用を要求される面がある。カンテラというと、火を点けて進むイメージなんだが、逆もあるんだね。ブーメランで火を消せると閃いた時は、目から鱗だった。
・何か出てこないかと、城中にある甲冑を全てチェーンハンマーで粉々に砕いていた。結局部屋を出ると、そっくりそのまま戻っているんだがね。
・まさかの200ルピーを見つけた(今まで見つけていなかっただけ)。手に入れようとしたが、財布が小さく(600ルピーで止まっている)、入らなかった。600まで貯めてマジカルアーマーを手に入れたが、とんでもないな。ルピーの消費が凄まじいこと。結局使わなかった。


《ガノンドロフ戦》
・四連戦で、途中でセーブができない。三戦目まではノーヒントでできたが、一騎打ちでとどめをさせず、やり直しになった。そもそもチャンスと出たところでAボタンを押しても、何も起きないじゃん! どうにも分からなくて攻略サイト等をカンニングしたら、チャンス(つばぜり合い)をやらなくても勝利できるとのこと。つりざおもどうにもうまくいかなくて、奴の周りをうざいくらいにちょこまかと走り回り、空振りさせて隙を作り、ちまちまとライフを削ってやったよ(攻略サイト参考)。「とどめ」と表示されたときに「とどめ」を刺さないと、しばらく「とどめ」の表示が出ないんやな(四戦目)。
→一戦目:ガノンドロフが憑依したゼルダ戦だ。恒例の光弾の打ち合い(公式サイトの社長が聞くでは、テニスと言っている)はリモコンでうまくできず、何度ダメージを受けて、きいきい悲鳴を上げたことか。打ち合いせずに、至近距離で返して、一撃でヒットさせた方が楽だと気づいたら、割りかしらうまくいった。この時ばかりはリモコンを呪ったね。ボタン操作にせいと。
→二戦目:豚ガノンとの戦いである。眼つぶししろとミドナが言うが、眼つぶしって何やねん。カンテラで明るくしても平気だし、ブーメランは屁のかっぱ。ダメもとでチェーンハンマーを放ったら、何と効いた。
→三戦目:ガノンドロフとの馬上一騎打ちである。光の矢を放つゼルダが風のタクトを想起させて、頼もしい。じゃが、ガノンドロフと距離を離さずに追いかけるのは難しい。奴が放った幽鬼を避けると、奴を見失い、見失った隙に背後に回られ、攻撃されてじわじわとライフを削られ、きいきいが止まらない。正直一回目はあまり時間がかからなかったのだが、二回目でなかなかうまくいかず、きいきいを超えて、ぎゃあぎゃあ言っていたな。


そんなこんなでガノンドロフを倒したが、最期はあっけなかった。死に際に現れたザントは「この野郎、神を信じた私が馬鹿だった」と言わんばかりの面持ちだった。
ミドナがもとの姿に戻るのだが、声は変わらないため、違和感だけが残った。ここは脳内補完をすべきなんだな。容姿は実にセクシー。
クリアしたその日は放心状態になり、仕事にまで影響が出てしまうという……何という奴。
総プレイ時間65時間、ここまで長続きした作品は久しぶりやな。実際は1ヵ月かけてのプレイだが、凝縮すると三日足らずなんだよな。

2015年10月4日日曜日

Wii『ゼルダの伝説~トワイライトプリンセス~』11

PCでこのゲーム記録を書くとき、Chromeの候補からタイトルを選択するのだが、なぜか波線(~)が特殊文字になって表示され、ナノに反映させると変なコードが表示されてしまう。改善策がよく分からないので、前の記事のタイトルをコピペすることにした(※サイトのぼやきに載せているときのぼやき)。
本編はいよいよ佳境だな。

《影の宮殿》
・ひっそりと静寂だけが流れる異空間だ。宮殿の中はダークや。まるでスターウォーズに出てきそうな建物やな。暗黒宮殿とか。フックショットを引っかける網網のデザインがお洒落やな(黒と紫の色あい)。
・影の民を救出すると、元の姿に戻るのだが、のっぺらぼうで怖い。まるで海底にいるアンコウではないか。おまけに声がウオオオゥと奇声に聞こえる。ザントの奇声はおかしくなかったのね。
・ステージ自体は、他と比べると短い。二つのソルを解放したら、王座の間に向かってまっしぐらである。
→肝心のソル解放だが、フロアマスターが厄介でたまらない。最初の部屋を脱出する時に必ず失敗して、ソルを奪われる。大体次の部屋に来ると、必ず奪われていたね。ソルを奪われても、フックショットで取り返すことが可能だが、手自体が間近に迫っているので、次の部屋に向かうのは困難だ。時間との勝負を痛切に感じた面であった。
→動く床を飛び移って出口に向かうのがなかなかうまくいかなくて、きいいいぃ!となったね。ソルどうこうの問題ではなくて、奥の部屋に行く時点で失敗してばかりやったからな。
・黒い靄の中に入ると、強制的に狼に変化してしまうので、人間に戻るのが面倒やった。
・ザント戦は今までのボス戦や中ボス戦の総復習――と、気づくまでに時間がかかったな。そもそもゼルダシリーズのボス戦は復讐ならぬ復習の連続ではないか。最初のターンでどの武器を使っても効かないなと途方に暮れていたところ、ブーメランを使ったらあっさりダウンしたので、気づいた。各ステージボスの復習と気づくヒントは風景だな。猿と相撲のボスが出てくるとは思わなかった。
→ザントが初めてミドナを戒めた場面では、彼の声は低いものと想像していたのだが、例の奇声で甲高いのだなと、イメージががらりと変わってしまう。まさしくキョンシーだよ! キョンシーにしか見えん。

ザントを倒したら――これで、エンディングではないぞ。
ゼルダ恒例のあの人を倒さないと、クリアにはならん。

2015年10月3日土曜日

Wii『ゼルダの伝説~トワイライトプリンセス~』10

ダンジョンや町に入った時に表示される名前の書体がええなぁ。ハイファンタジーという感じや!
ようやく終盤に入っただろうか。

《天空都市》
・ハイラル湖にある大砲で、おっちゃんが手回しする楽器に何でおばちゃんの絵が描いてあるんやろうと思っていたら、伏線が張ってあったのか(大砲とおばちゃんとの関係性)、やられたわ。
→大砲を入手した主人公に向かって、おっちゃんが一言――夢中になってついに自前で持つようになったかと。偶然だよ、偶然。
・天空都市はおばちゃんだらけ。スカイウォードソードと何か関係があるのだろうか、気になってきた。天空の種族の末裔がおばちゃん族か? 人間から鳥に進化とはにわかに信じられないが、風のタクトではゾーラ族から鳥人に進化していたからな。何が起きるか分からない。
・ザントの鬨の声か掛け声がピギャーッて、狂気じみているよ。
・地に足のつかないダンジョンは嫌だー。真下に空が迫っているので、落ちると、すぐにライフが削られる。しかもラピュタを彷彿させる落ちるブロックもあるので、足の踏み場が少なすぎる。途中で、早くこのダンジョン終わってほしいな―と、惰性で進めていた。
→区画が空で分けられており、移動するのに骨が折れた。ピーハットにフックショットを放っても、なかなかヒットしないし。同じ区画を堂々めぐりして飽きてきたので、攻略サイトのお世話になった、天井にスイッチが付いているなんて、気づかないよ。
・中ボスの小ドラゴンがちょこまかと飛行して、うっとうしいね。羽ばたいているときにフックショットを当てるのが難しく、死にそうになった。
・ダブルフックショットで次々と視点を切り替えて移動するのが目まぐるしく、思わず息を止めてしまう。特に出っ張りが落下するギミックは厄介だったな。
・ボスのドラゴンのデザインがかっちょいい。まさにファンタジーやな!と感じさせる。弱点を見つけるのは簡単だったので、どこをどう攻撃すればダメージを与えられるかで四苦八苦した。何よりも、吐いた炎が自分に命中して地面に落下し、何度も上空にフックショットで登るのが面倒だった。最後の一撃は炎が追尾してくるので、避けねばならぬ。

これで、陰りの鏡の破片が集まった。いよいよ影の世界に、ドカンと殴りこみや。
この文章を入力していたら、影の世界の音楽が蘇った。