2016年1月31日日曜日

【マイ3Dプリンター作成記録43】エクストルーダーとスプールホルダーを筐体に固定



54号。筐体完成まで、残り1号!
遂にここまで来たか。あとは、突き進むのみじゃ。



チラシ類も含めて、今号の付属品は盛りだくさんだ。
便利グッズのカタログを見て、高いと分かっていながらも、アルテコモデリングコートセットと、ヤスリセットを注文した(実際は、サイトの通販ページを見て注文したのだが)。ここまで来たら、極めてやるでの意気込みだ。PS4購入計画はどこかに行ったよ。しばらく買わないだろう。
今回は、カタログを拝見してのほぼタイムラグなしで注文したのだが、以前に販売されていた「専用カバー」を注文できなかったのが名残惜しい。再販してくれないかなぁ。先日ダメ元で、デアゴスティーニさんに問い合わせたのだった。

(1)エクストルーダーを筐体に固定する
・ラスボスの第一形態が53号だとしたら、第二形態は54号だろうか。
→第一形態の難所はテンションスプリングをボルトに引っかけるので、今号の難所はエクストルーダーを筐体に固定する際のネジ留めである。エクストルーダーの上部のネジは入れ込む隙間が狭く、指の向きを横向きにしてがっちりネジを持たないと、下に落としてしまう。Y軸モーターのシャフトの部分に落ちた時はピンセットで取るか、六角レンチでずらして取るかの悪戦苦闘だった。結果は筐体を傾けて取り出したのだが。ピンセットよりも指で填めた方が安定感がある。
→エクストルーダーを筐体に差し込む前に、予めネジを筐体に差してから、筐体の方が作業がやりやすい。筐体固定にかける集中に、狭い場所へのネジ挿入で同時に神経を使わなくても良い。いかに負担をかけず、要領良くやるかだ。
・ナットが落ちないように、テープで仮留めするのだが、テープの端を折っておくと、後で剥がしやすい。

(2)スプールホルダーを筐体に固定する
●スプールとはフィラメントを巻きつける筒で、スプールホルダーとはスプールを掛ける棒を指す。
・スプールが付くことで、筐体に奥行きが増したな。さて、学習机の上に置いて、棚の部分に引っかからないかどうか。

(3)ロッドとリードスクリューにグリスを塗る
●ヘッドやスライダーロッドが滑らかに動くようにするためには、グリスが不可欠だ。
→実際、塗る前と塗った後では、ヘッドの移動具合がスムーズだ。引っかかっていない。
・予めリードスクリューに、指がつるつるに滑るくらいにグリスを塗っていて正解だった(テーブル部分に馴染むようにしたよ)。今回の手間を省けた。



いよいよ、次号で筐体の完成だ。果たして、ラスボスの第三形態は手強いのか、否か。
気持ちが上向きのうちに、一気に攻めかかろう!

【マイ3Dプリンター作成記録42】エクストルーダーを完成させる


53号。筐体完成まで、残りの2号。この調子で、一気に完成まで突っ走ろう。本来ならば、2号セットでの作成体勢なんだけどね。


(1)エクストレーダーにモーターを付けて仕上げる

・ネジを回すために、上部のアクリル板にドライバーを通す穴が付いているのには感激した。こんな狭いスペースにどうやって、ドライバーを入れて回すのだろうと訝しかったのだ。
→右奥の穴にどうやってネジを入れるのだろうと困っていたところ、ピンセットで入れろと説明書に書いてあった。痒いところに手が届く親切な説明書だなぁ。
・手近な場所にコピー用紙があったっけ?とあたふたしていたところ、手帳の中に落書き用のコピー用紙の端切れを入れていたのを思い出した。創作万歳。
・テンションスプリングをキャップボルトに引っかける――今までで1番の難関だった。説明書には「少し強めの力が必要だ」と書かれているが、少しどころではない。相っっっっっ当強い力を入れてバネを伸ばしてやらないといけない。しかもリングの部分の隙間が狭いので、なかなかボルトに掛けられない。おなごの私では力が入らないのか。苦肉の策は、ペンチでリングの隙間を広くし(なかなか広くならない)、ペンチで大きく引っ張ってボルトに引っかけるのだ。何度も失敗して、無理無理無理無理無理ーーキィィィ!と金切り声を上げてしまった(ヒステリー)。できなかったら、親が帰ってくるのを待って、やってもらうしかなかった。でも、どうしても自分で仕上げたいので、最後の方は意地でやっていた。



3Dプリンターに限らず、機械系の工作は力仕事だと感じる。ネジ締めはまだしも、パーツをはめ込むとか、引っかけるとかの作業では力を要求されるのだ。残りの2号も力仕事を要求されるのだろうか。やめとくれ。

2016年1月30日土曜日

【マイ3Dプリンター作成記録41】エクストルーダーにドライブ部分とアーム部分を組付



52号。筐体完成まで、残り3号。遂に、残り123カウントまで来たな。だんだん筐体の外側に向かって、パーツを組み立てる志向になってきた。



(1)ドライブ部分にアームを取り付ける
●前号までに組み立てた、アーム部分とドライブ部分を合体する。この部位も結構高価ですな。
・あれ?ワッシャーが2個しかないと冷や冷やしたら、3個重なっていた。恐るべし、ワッシャー。
・ピンセットを使ってスペーサーをドライブ部分の内部に入れて、トラスネジを回し入れる作業も同時進行複雑作業で難しかった。スペーサーをピンセットで水平に持っても、ドライブ部分に入れようとすると、くるっと傾いてしまってうまく入れられなかった(不器用)。アーム部分のネジを少し引っ込めて、スペーサーを入れると、ネジの先端が邪魔をせず、ようやくうまくできたのだった。



ドライブ部分の形ができてきて、ガチョンガチョンと、今にも物々しい音が聞こえてきそうだ。スケルトンだと、内部の構造が見えるので、安心だな。

【マイ3Dプリンター作成記録40】ドライブ部分にギアを組付



51号。筐体完成まで、残り4号。ついに50号台に突入だな(前号で突入しているがね)。前号に入ったあたりからドキドキしている。順調に進めば、直に筐体が完成するからである。



レーザーカットパーツ(アクリル板)が3枚プラ袋に入っているのだが、開封したら、1枚ずつさらにプラ袋に入っていた。今回はいつもの茶色の保護紙が貼られていないからか。どんな意図があるのか気になってしまった(そんな些細なところばかり気になる性分)。

(1)レーザーカットパーツを組み立てる、ギア大を組みつける
・ベアリングがなかなかレーザーカットパーツの穴に填まらない。ベアリングもレーザーカットパーツも予備がないので、どないしようとベアリングの向き(左右)を変えて、回し入れたら嘘のように入った。レーザーカットパーツの素材がアクリル板なので、無理に力を入れられぬ。いきなりパキンだからな。
・ギア大を差し込んだレーザーカットパーツを立て、断面にナットを入れ込む作業は、いつもながらの同時にこなす慎重な作業だ。残りのレーザーカットパーツを上に填め込めば安定するので、そこで一息か。
・なるほど。レーザーカットパーツに空いているナット穴が細長いのは、筐体との組み付けの際に生じた誤差を調整するためか。ゆとりを持たせるんだな。



毎号マガジンを保護する厚紙が作業台として役立っている。四方が壁になっているので、ナットやワッシャー等の細かなパーツの転がり防止にもなる。毎号使い捨てなので、万が一パーツの押さえつけで歪んでしまっても、心配ない。
数週間前までは、壁際に堆(うずたか)く積んだマガジンの梱包物が今や2包み(マガジン4号分)まで減った。3Dプリンターの筐体自体もずっしり重くなって、作成もいよいよ大詰めとなった。

【マイ3Dプリンター作成記録39】エクストルーダーのギア部分を組立



50号。筐体完成まで、残り5号。ついに一桁の半分になったよ。カウントダウンの1カウントが重くなってきた。カウント0になっても、次はモデリング編が始まるから、寂しくないんだけどね。その次は、実践編(購読申込み済)と続く。



今号も、筐体から離れてパーツの組み立てである。きっとエクストルーダーの各パーツを合体し、筐体に固定するときは壮観なんだろうなぁ――きらきら。昔のロボットアニメの合体シーンのように、ガチョンッ!ガチョンッ!と、脳内で効果音が響きそうだ。

(1)エクストルーダーのドライブ部分(ギア大)を組み立てる
・ある程度の位置までホーローセットを回し入れたら、ベアリング側を垂直に机に立てて、ホーローセットを締めた方がドライブシャフトとベアリングの面の端がズレない。これで、軸の平らな位置でのネジ締めだけに集中できる。
→一時的に填めたワッシャーとベアリングは、軸の部分の位置決めだったんだね。



まだまだ作業が続くかと思いきや、案外早く完了した(10分も経っていない)。しかし、説明書に目を通して、じっくり取り組んだつもりだ。
ざっくり見ただけだが、46号から50号にわたってのフィギュアのモデリングは興味深い。顔、胴体、手足、衣服、髪の毛の造形方法とパーツごとに進められていて、自分の物語のキャラを造形する際の参考に大いになりそうだ。人間のフィギュアはblender、次号から最終号までのロビのフィギュアは123designを用いての作成である。形は違えど、複雑な曲面が得意なblender、規則的な直線が得意な123design、双方の良さを生かした作品作りができるようになれたら、いいなぁ。

【マイ3Dプリンター作成記録38】エクストルーダーのアーム部の組立



49号。筐体完成まで、残り6号。一桁も残り半分近くまで迫ってきた。



今号は、筐体から離れて、パーツの組み立てのターンだな。付属のパーツのサイズは小さいけれど、いつもよりパーツ数が多い。

(1)エクストルーダーのアーム部を組み立てる
●エクストルーダーとは、フィラメントをヘッドに送り出すための機構である。思い浮かべる部分は、クレーン車のクレーンからアームにかけてだろうか。
・アームの部分に、ナットの形の穴が開けられているのが可愛らしい。だが、可愛いとは言っていられない。ナットとの相性があるのか、スッポリときれいに填まってくれないのだ。
→途中でナットが詰まった場合は、錐(キリ)で取り出す。
→ナットがどうしても入らない場合は、同梱の別のナットに替えて入れてみるか、別の号に付属している予備ナットを入れてみる。幸い今号で使うM3ナットは、序盤の号を合計すると10個くらいになるので、ぴったりと穴に填まるものを選別すると良いかもしれない。同じ規格のナットならば、必ずしも今号付属の物を使う必要はないのではないか。
(こういう臨機応変?な対処は今の職場で学んだな。柔軟性がないと、商品の加工をやっていられない。昔の私だったら、たぶん無理矢理今号のナットを穴に入れて、アクリル板を割っていたところだ)
・上記の方法で取りあえず穴にM3ナットが入ったが、アーム部を裏返すと、ナットが落ちる。説明書にメンディングテープで仮固定するといいと書いてあったので、セロテープで一時的に固定した。



ナットでのネジの固定作業は、3Dプリンターを作成し始めた時よりも要領よくできるようになった。機械組み立ても楽しいな。ただ専門的な知識がないので、マニュアル通りに組み立てるだけだがね。細かな作業は好きである。

【マイ3Dプリンター作成記録37】リードスクリューをテーブルとZ軸モーターに取付



48号。筐体完成まで、残り7号。



底面のむき出しのコード類をどのように保護するのだろうと疑問に思っていたら、今回「底面カバー」が付属した。ネジ類等が付属しているが、今号で使用するのはリードスクリューのみである。

(1)リードスクリューをテーブルベースに組みつけ、Z軸モーターに固定する
・前号でテーブルベースを筐体に組み付けたが、このままでは筐体を傾けただけで上下に簡単に動いてしまう。
●リードスクリューは、テーブルベースの位置を固定し、コンピュータの制御によってZ軸のレベルで動かせるよう仲立ちする。スクリューという名前のとおり、ロッドがネジ状になっているので、ネジを回すように徐々に高低を調節できる。
・リードスクリューをカップリングに差し込んだ時、カップリングがZ軸モーターの底面に触れてしまった! 前号でかなりきつく六角レンチで締めていたので、緩めるのに指が痛くなった。前号とは違い、リードスクリューでテーブルの高さが固定されるので、上面ギリギリの位置までテーブルを上げ、空間を作って、カップリングのネジを締めた方が作業がやりやすい。しかし後でテーブルを下げる際に、指でコツコツとリードスクリューを回さないと行けないので、片手が入る程度でいいかも。
・グリスは、リードスクリュー回転時の摩擦を軽減し、スムーズに回転できるようにする役割があるので、塗っておいた方が良いかもしれない。
→グリスを塗ると、キキィーという金属が軋む音が軽減された。後に、
・リードスクリューを回すと、のこぎりで木の板を切るようなちょっと物々しい音に変わった。手で回して音がするということは、実際の出力時も同様なのだろう。
・指でリードスクリューを回すのは骨が折れるが、グリスをなじませる点では、テーブルベースを一度上面まで上げると良いかもしれない。



今号は、リードスクリュー1本だけの作業だったが、結構手間がかかった。XY軸と同様に、高低差を調節するZ軸もぬかりなく調整しなければならないのだろう。どこかの軸がうまく作動していないと、出力した際にいびつな造形物になるに違いない。

2016年1月29日金曜日

【マイ3Dプリンター作成記録36】テーブルベースを筐体に固定



47号。筐体完成まで、残り8号。



このグリス、日頃よく見る物じゃないか。匂いを嗅いだら、まさしくだった。でも指で塗っても良いということは、優しい素材で出来ているんだね。
久しぶりに見たよ、THKのシール。つい先程リニアブッシュの箱でお見かけした。マガジンの企業紹介で真っ先に取り上げられたように、3DプリンターはTHK様々なんだね。海外製の部品もあるけれど、国内製の部品が多く使われているのが嬉しい。
3Dプリンター物語に置き換えると、部品(登場人物)によって、出身国が違うという設定になる。

(1)リニアブッシュにグリスを塗り、Z軸ロッドを通して、テーブルベースを筐体に固定する
・筒内には銅球が4列配置されている。ただ筒が黒いので、銅球が同化して見づらい。スマホを懐中電灯代わりにして筒内を照らし、銅球を見えるようにすれば、グリス塗りが相当楽になる。
・またもやリミットスイッチがズレていたので、修正した。
・筐体に組みつける際に、保護紙の上にテーブルベースを置いて、ネジを通した方がやりやすい。手で支えていると、手の方にも集中しないといけないからね。視線は真上から見下ろすと、ネジをロッドに通しやすい。
・いくらノズルヘッドをセロテープで保護しているとはいえ、テーブルベースがコツンと当たらないように、慎重に手で押さえて筐体の向きを変える。
・いつかのX軸のリミットスイッチ調整よりも、Z軸の調整の方がすんなりうまくいった。1回で調整が済んで、ドグが余裕で通過すると、気持ちいいね。



数号前のマガジンで、自分でCADデータを作成してidbox(マイ3Dプリンター)で出力するのは、自家製と書いてあった。まるで、物語を自家製本にするか、オンデマンドで製本を注文するかの違いみたいだと思っていたら、直後に紙の印刷の例が引き合いに出されていた。
自家製本派がまさか立体物も自家製に手を出すとはね。創作は色々つながっている。ペンタブもタブレットPCも――無関係なんて言ったらいけないんだ。

【マイ3Dプリンター作成記録35】Z軸用モーターにカップリングを取付



46号。筐体完成まで、あと9号。一桁に突入したな。



前号までのリニアブッシュが入っている箱よりも、少し大きなミニ箱が登場したぞ。これで三体目のミニフィギュアを収納できる!
電源が入っていた箱にも色々収納できそうだ。想像が膨らむね。

(1)筐体の背面に、Z軸固定板を仮留めする
・アクリル板の両面に茶色の保護紙が貼ってあると説明書に書いてあるけれども、片面しか貼られていないよ。1枚剥がす手間が省けたのか、ラッキー。
・今まで、アクリル板にナットをはめ込む時に、セロテープで仮留めすれば、ナットが落ちる心配をしなくても済んだのか。セロテープ様々だね。

(2)Z軸モーターにカップリングを固定する
・手前の窓から指を入れて、カップリングの下側の端とモーターの天井面を合わせながら、六角レンチで外れないようにネジで固定する。
→近眼にはよく見えなくて辛いね。せめて背面にも窓があったら、見やすかったのだが。結構力を入れて六角レンチを回さないといけないので、指の皮が剥がれ、六角レンチが折れるかと冷や冷やした。

何と、今号のモデリング講座は、私が一番やりたいフィギュア製作講座ではないか!
さすがデアゴスティーニさん、購読者の心を掴んでいるね。この講座を基盤に、フィギュア製作できたら良いな。筐体が完成したら、1号のモデリング講座から積み重ねていくぞ。



次号は、いよいよ筐体にテーブルベースを組み付けるんだな。だんだん完成形と遜色なくなってきた。

2016年1月28日木曜日

【マイ3Dプリンター作成記録34】リニアブッシュ(左部分)をテーブルベースに取付



45号。完成まで残り10号か。今号から完成までカウントダウンをしていこう。何だかドキドキしてきた。昨晩、異様に両耳の耳たぶが熱くて、気味が悪かった。誰かが噂していたのだろうか、ないない。



マガジンの定期購読をしているので、購読プレゼントのフィラメント2色とビルドタックを貰ったぞ! 定期購読を申し込んだのが2号からだったので、プレゼントが貰えないと懸念し、作成を積む前に、応募券をせっせと集めていたのだった。



今号にもリニアブッシュが入っているミニ箱が登場したね。ミニフィギュア収納用に取っておこう。箱に、メイドインジャパンと書いてあるのが嬉しい。普段はメイドインチャイナばかりだからね。
先日、部屋を掃除したおかげで、少し何か取っておいても収納できるスペースがあるのがありがたい。

(1)リニアブッシュ(左部分)をテーブルベースに固定する
●前号で取り付けたのは右部分で、全部で2個ある。
●リニアブッシュとは、造形しているときにテーブルベースを上から下に移動する際に、テーブルベースとY軸ロッド(高さ)との噛み合わせを水平に支えるための軸である。リニアブッシュの中に銅球が配置されているとのことだが、振っても音はしない。
・左利きの私には、テーブルベースを裏返して、右上のナット締めがやりにくいんだ。
・ドグの固定位置に気をつけなければならない。ドグの上部分に段差を付けるのだが、気づかずにそのまま筐体に取り付けていたら、後々調整が面倒になっていたな。



今号もテーブルベースさん、大活躍!
脳内に思い浮かべたら、3Dプリンターの構成部品がシミュレーションRPGのパーティーに思えてきた。誰かと戦うわけではないんだけどね。マイコンボードを主人公(遅すぎる主人公の登場)に、電源、ケーブル類、XYZ軸のモーターが続き――お守りいたすっ、アクリル板の筐体ってね。3Dプリンター物語を書きたくなってきた。工学ど素人の私が書くので、ほとんど想像にお任せなんだが。

【マイ3Dプリンター作成記録33】筐体にブラケットを固定、テーブルベースにリニアブッシュ(右部分)を取付



44号。40号台も中盤にさしかかったか。



リニアブッシュの入っている箱が、昔ポケモンのガチャポンをした時にブリスターが入っている箱に似ていて、懐かしかった。3Dプリンターで出力して出来上がったミニミニサイズのフィギュアを入れたいな。

(1)筐体の左面と右面にブラケットを取り付ける
・ブラケット――懐かしい響きだな。さて何だっけ。プリンター作成前半で聞いた言葉のような気がする。
・左利きの私にとって、左面よりも右面のブラケット取り付けの方がやりにくかった。

(2)リニアブッシュをテーブルベースに固定する
・テーブルベースさん、お久しぶりです! 作成前半で組み立ててからずっと箱の中で眠っていたからなぁ。1年近くだね。初めてアクリル板を割ってしまったパーツがくっついているテーブルベースだよ。出力時に、誤差が出なければ良いのだが。
・ナットを指でネジに回し入れるのがやりにくかった。隙間にあたるネジの部分で指が挟まりそうになった。おなごで、そんなに大きな指をしているわけじゃないのにさ。



着々と完成に近づいている。次号で残り10号になるのか。うまくいけば、数日中に筐体が完成するな。次はモデリング編で、しばらく出力はしない。

【マイ3Dプリンター作成記録32】電源を筐体に固定、XYZ軸のケーブルをドライバー基盤に取付



43号。42号と逆転したようなマガジンの分厚さとなった。



すごい、電源の重厚感。おまけにマシンの匂いがする。単体でいくらくらいするのだろう。マイコンボードに劣らないだろうな。
42号でできなかった工程から順にこなしていく。

《42号》
(1)電源にケーブル類を接続する
・電源に、電圧の設定スイッチが付いている。何と、海外でも使用できるように設計されているのか。日本だと115Vになる。ということは、この電源パーツは、他社製の3Dプリンターにも利用されているのかな。
・出来合いの3Dプリンターを買った方が組み立てる手間が省けるが、自分で組み立てた方が機械の構造を確認できるから良いな。ACのケーブル、アース線、V等、多くのケーブル類が電源から供給されているんだな。
・42号に謎のネジが付属している。説明書を見ても予備用とか何も書かれていない。もしかしたら43号で使うのだろうか。不安なので、仕切り箱に入れて保管しておく。

(2)電源を筐体に固定し、ケーブル類を接続する
・電源を筐体に入れる際に、ケーブル類から先に入れた方が電源が引っかからずに入れられる。
・筐体の穴と電源のネジ穴を合わせるのに、若干力がいる。若干力ケーブル類を押さえつけても大丈夫。
・電源パーツが加わったことで、筐体がズシリと重たくなった。
・ノイズフィルターにケーブル類を接続するときに、コネクタがなかなか固くて填まらなかった。しかし、半分入れて後半部の差込はスッと入っていってくれた。
→アース部分は、二本の黄色ケーブルとは違ってノイズフィルターの奥まで刺さらないので、注意しよう。際まで刺さると思って、力を入れすぎていた。


筐体の下部にコード類が密集したな。だんだん完成形に近づいているのが分かる。

《43号》
(3)XYZ軸のリミットスイッチにケーブルを固定し、ドライバー基盤に接続する
・リミットスイッチのピンにコネクタを差し込む際、ピンが少し見える状態が正しいと書かれている。少しの案配がどのくらいか分からなかったが、コネクタを触ってグラグラしないくらい奥に入れ、Lの字のカーブしかかっている部分まで入れれば大丈夫である。

(4)サーミスターのコネクタをドライバー基盤に接続し、ケーブル類を結束バンドでまとめる
・同時に複数の作業をこなすのも苦手だが、すっきりきれいに見えるように物をまとめる(整理)のも嫌だな。添付写真を見るように、あまりきれいにまとまっていないし、コード類が浮いている。



後々、これらのコード類がむき出しにならないよう、アクリル板の覆いがされるのかな。
今回は、42号と43号の合併号みたいな扱いとなった。部品の製造が遅れるなんてことがあるんだね。直近で何か事件事故が起きたのか。中国製なので、先日の工場の爆発しか考えられないな。

【マイ3Dプリンター作成記録31】部品出荷遅れのため、作成お預け


42号。あれ?


今号同梱物にしては、マガジンが薄すぎるのではなかろうかと思っていたら、中にお詫びの紙が入っていた。なるほど、だから43号がやけに重たいのか、納得した。
「電源」がないということは、42号を組み立てられないのか。こういう場合、正攻法ではモデリング講座を進めていくべきだが、まだ手つかずなので、モデリング編で挑戦する。

次号43号は、42号分の作業もこなさなければならないので、工程が2倍(そうとも限らないかもしれないが)だな。ここで立ち止まらずに、43号を開封しよう。

【マイ3Dプリンター作成記録30】Z軸とフィーダー用のケーブルをドライバー基盤に取付



41号。今更組み立てているせいか、発売当時に予告している関連用品の多くが発売終了になっている……3Dプリンターの保護カバーは欲しかったな。問題なければ、風呂敷で間に合うかもしれない。



今回は筐体関係のケーブルだけではなく、USBケーブルが付属したぞ。スケルトンな感じがイカしているねぇ。

(1)フィーダー用のケーブルをドライバー基盤につなぐ
・ここ数回、結束バンド君がよく登場している。バンド君のいいところは、一度紐を通すと決して抜けない点だ。ただし、間違えると抜けないんだけどね(幸い間違えていない)。筐体に開けられた一つ一つの穴の謎が解明されていくのだ。最後に残るのは空気穴だけかな。大きな窓が開いているので、換気口はいらない気がするんだけどね。



(2)USBケーブルで3DプリンターとPCを接続する
・接続したときに、ドライバー基盤に緑色のランプが点灯すれば接続完了である→無事点灯。
・PCのモニターに「ドライバーインストール中」の表示が出て、しばらくすると「インストール失敗」の表示が出た。たぶんまだプリンター自体が完成していないので、ドライバーが機能していないんだろう。プリンターが完成すれば、PCが認識するに違いない。

【マイ3Dプリンター作成記録29】Z軸用モーターを筐体に固定



40号。40号台に突入ということは、もうすぐ完成ではないか。次は完結の50号台だよ。このところ、毎号精密部品が同梱されているので、価格の割にあっている気がするよ。たぶん後半の号で価格の帳尻を合わせているのだろうな。



モーター同梱号は分厚いとのことだね。ようやくZ軸という名前を聞いたよ。

(1)Z軸モーターを筐体に取り付け、ケーブルでドライバー基盤に接続する
・X軸とY軸の工程を経ているおかげで、Y軸の取り付けは割りかしらスムーズにできた。マガジンにケーブルから筐体の内部に通してと書いてあったのに助けられた。筐体下部のアクリル板の小箱は、Z軸モーターを格納するためだったんだね。



ピンの差し込み口が余っている点から、まだまだ筐体の下部にケーブル類が張り巡らされそうだな。ケーブル類の色合いがカラフルだこと。それぞれの色がどのような役割を担っているのか気になる。

【マイ3Dプリンター作成記録28】X軸とY軸のモーターケーブルを筐体に取付



39号。前号が意外にも工程が多くて、1時間もかかってしまった。今回も精密部品があるので、濃そうだね。



またもや銀色の騎士のお出ましや。今回は、モーターを制御するドライバーが入っているよ!

(1)モータードライバーをドライバー基盤に差し込む
・ドライバー基盤をマイコンボードにドッキングするのと比べて、モーターのドライバーはサイズが小さいので、填めやすかった。真横からではなく、斜めくらいの視線で構えると、ピンの位置を把握しやすい。

(2)ケーブルでX軸とY軸のモーターとドライバー基盤を接続する
・X軸とY軸のケーブルは同一ではなく、長さが違うので、注意しなければならない。定規で測ろうとしたが、並べれば一目瞭然か。
・ケーブルのねじれを解くのに骨が折れた。色が4色もあって把握しづらかったからかな。たぶんまだねじれている気がする。くるくる回せばいいことなんだが。



ドライバーやケーブル類が増えて、プリンターらしくなってきたぞ(前も同じ台詞を言っていたな)。3Dプリンターの冒険は中盤から終盤にさしかかっただろうか。デアゴスティーニの正攻法に倣っていないが、筐体編が完結したら、次はモデリング編が待っているんだ。本当は同時に完結させるのがベストなんだがね。

【マイ3Dプリンター作成記録27】マイコンボードにドライバー基盤をはめる



38号。前回から1週間開いてしまったが、モチベーションは低下しておらぬぞ。この調子で、筐体完成を目指そう。



また出たぞ、中ボスにいそうな銀色の甲冑の騎士(ゼルダみたいだな)!
中ボスの中には、ドライバー基盤という第二の脳みそ(適当な)が鎮座していたのだった。
今回はいつもより工程が多いぞ。慎重にこなしていこう。

(1)筐体にトップパネルを取り付ける
・ワッシャーが重なっていて、おや?ないぞ?と目を丸くしてしまった。ワッシャーを指でずらして見つかった時はホッとした。まだ左手の親指のあかぎれが治っていないので、左手メインでの作業ができないな。
・幸い筐体からネジを外す時に、アクリル板に挟んであるナットが吹っ飛んでいかなかった。ナットが外れると、入れ直すのが難儀しそうだからな。

(2)スパイラルチューブを筐体の背面に固定する
・こたつの上で作業したため、普段よりも作業の位置が高くなったせいか、定規でスパイラルチューブに30cmの目印を付けるのがなかなかやりにくかった。ヘッド部分に定規を乗せて固定すると、やりやすいかもしれない。
・大蛇さん(スパイラルチューブ)切断されてしまうのね、無念。スパイラルチューブが筐体からニョキッと出てくると、3Dプリンターらしくなるなぁ。

(3)ドライバー基盤を筐体に取り付ける
・「カートリッジヒーター線をつなぐのは、D10のターミナルコネクタだ」――どこ駅だよ。何だか格好良いなぁ、SFサイバーチックな。しかもBGMに『トロン』の音楽が流れているよ。
→ドライバー基盤のネジを緩める時、家の工具箱に小さなマイナスドライバーがあったので、幸い緩めれた。カートリッジヒーターの線をターミナルコネクタの穴に入れてネジを締める時、締めながらジミジミと線が押さえつけられる感触があったら、固定されている証拠だ。
・マイコンボードとドライバー基盤のドッキングが難しい。ピンが1列ズレてもやり直しだし、1本ズレても否である。はめる時もスッと奥に入っていかないので、慎重に慎重にゆっくりゆっくりと入れ込んだ。映画『トロン』といえばサイバーな世界観なので、マイコンボードとドライバー基盤のメカメカしさがマッチして、何だこのBGMの選曲は!とひとり合点したのだった。ああ、電気信号(トロン世界の住民)が駆け巡るよ。



先日、第54号と第55号のマガジンが手元に届いた。ということは、私の作業スピード次第で筐体を完成可能である。頑張ろう。