2017年10月8日日曜日

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・春のお花と秋の実り&お誕生日のお祝いデコレーション01】

●キット名:季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会
●作成日時:2017年9月18日(月)~作成中



今回のキットは、造花が多いなぁ。
造花は、重なった紙を素手でめくるのに難儀するので、ピンセット必須なんだよな。作成する前に、ざっと説明書を読んで、イメージトレーニングしておくよ。


↑お皿とフォーク、プレゼント(2種類)が完成した!(9月18日)

・お皿とフォーク:
早速作成開始!
①今回は、説明書を含めて、紙が3枚も同梱されているので、お得感が満載だ。つまり、それだけ作成する小物の数が多いんだけどね。前回のキットとのメリハリがあって、よろしい。
②1.6cmのフォークとは、こりゃまた小さい。型紙に合わせて切るのは至難の業と思えたので、前回のキットで見いだした「セロテープ巻き付け戦法」で挑んだ。結果、ほぼズレなく切り出せたが、ビニタイの表面が1枚はがれてしまった。巻き付ける際に、遊び紙を付けて、テープを貼れば、良さそうだ。幸いはがれた部分を裏面にしたのだがね。

・プレゼント(2種類):
①クリスマスのリース作りの巻(ミニチュアフレームの会)で、リボン結びに恐怖感を抱いていたが、どうやら克服したようだ。人間、数をこなせば、なんとかなるもんだな。よく見ると、いびつなリボン結びであるけれども。
②百均のピンセットがなかなか役に立っている。紙をたごめて花を作る方法で、こういうのは両端からたごめていくとぐちゃっとなるんだろうなと心配し、片方から畳んでいったら、それなりの形になったので、驚いた。


↑三角帽(3個)、クラッカー(4個)が完成した!(9月21日)

・三角帽(3個):帽子は、昨日のうちに完成させたかったが、睡魔に勝てず、20時を前にして、寝たので今日になった。
→扇形の紙は、予め指で丸めて丸みを付けておくと、形を取りやすい。ただ、とんがりの部分ののりしろに神経質になりすぎたせいか、触りすぎて、出っ張りの印刷がはげてしまった。
→フリンジは、のりしろ隠しのカモフラージュも兼ねている。

・クラッカー(4個):
①各部分を一度にくっつけながら作成したら、仕上がりが悪くなった。一個目の反省点をもとに、まずクラッカーの土台を紙に貼り付けて「ムササビ状」にし、ある程度硬化させると、形を取りやすい。次に、土台の左側、右側で順に硬化させながらくっつけると、紙へのダメージも少ない。3、4個目でコツをつかめてきたところで、終了。


バースデーフラッグ(9月23日)

①子ども部屋のフラッグの悪夢再び――幸いフォントの高さが合っているので、3Dプリンターの出力のように、端から攻めていく戦法でいけた。周りから切って、奥へと攻めていく切り方だ。
→今回から、卓上ゴミ箱を設置した。パーツのカットで生じた紙片を、目線の位置で捨てられるので、楽だ。大活躍、ミニオンの卓上ゴミ箱(USJで買ってきたチョコクランチの缶)だ。
②はさみで型紙を切っていて、これって直線の集まりのなので、カッターで切った方が手っ取り早いのではと実行したら、案の定そうだった。たぶん、前回のフラッグもカッターで切っていたら、相当時間の短縮になったんだろうなと思い出すも、後の祭りだ。
③前回のフラッグよりは、貼り付けのズレが軽減されたかな。


↑ホールケーキ(9月23日、10月8日)

①材料を予め切り揃えておくところまでは順調だった。ケーキの表面をデコレーションする際に、ペップの軸の本数を把握しておらず、適当に1本ずつ貼っていったら、足りなくなった。そうか、端から詰めて貼っていくのかと気づいて、ケーキからはがしたら、汚くなった。
②6/1フィギュアのカスタマイズにハマっていたら、ケーキの完成まで2週間開いてしまった。ケーキ側面のデコレーション用に切った紙テープの曲がり具合がいまいち分からず、慎重に貼った。最後の方で余白が足りなくなってきたので、曲がり具合を調整したのだった。先日貼り付けたペップが外れるというアクシデントが発生しながらも、何とか形に出来た。ろうそくが曲がり気味だ。やや遅れたが、アイアム誕生日おめでとう。

2017年9月18日月曜日

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・ゆらゆら木馬と夢みるベッド(完成)】

前々回のキッチンテーブルまでの数回のキットは、作成の記録を取っていなくて、記憶を復元するという労力を使った。
今回は、ひとつのパーツが出来たらすぐに記録を取るようにしている。今までスマホでメモを取っていたが、今回は手元で下書きしたメモをもとに、PCに入力している。紙からPCに入力という手間が増えるけれど、スマホよりは目の負担が軽いと思う。


↑ベッドカバーと、スリッパが完成した!(9月14日)

・ベッドカバー
①レースの上下の部分の裁断時に、「下」を間違って途中で切らないように気をつけた。あくまで、長さ指定をして切るのは「上」の部分だ。
②カーブの部分で、レースがねじれて仕上がりが悪くなるのではないかと心配したが、杞憂だった。案外、カーブに沿って、くっついてくれたのだった。

・スリッパ
①こういう型紙に沿って切るものは、四隅をがっちがちにテープでズレないように固定して切るに限る。ただ、テープに頼りすぎると、はがしたときに布の繊維が荒れる場合がある。
②覆いと下地を接着するときに、説明書を理解できず、一度貼り合わせた部分をはがして、再度接着する場面があった。


↑ベッドと、木馬が完成した!(9月17日)

・ベッド:説明書にアバウト塗りの方がレトロ感が出て良いと書いてあったので、構えずにガシガシ塗っていった(説明書に忠実に作っているつもり)。塗る面積が先に作成した二つの家具よりも大きかったので、大まかに塗った方が途中でダレないというのもある。
→付属の塗料は結構内容量にゆとりがあるのだが、水で薄めた方が伸びが良いので、じゃんじゃか水分を加えてやったよ。

・木馬:パーツを組み立てる前に、着色した方が良い物もあると痛感したミニチュアだった。
①筆が隙間に入りずらかったので、メリーの脚の部分は、組み立てる前に彩色すべきだった。何とかごり押しで塗れたけれどね(1本の筆で塗ろうとするから、こうなる)。
②なかなか尻尾が結べなかったので、ボンドで紐を仮留めするという奥の手を使って、クリアした。


↑枕(2個)と、下布団が完成した!(9月18日)

縫い物というラスボスを最後に残しておいた。まさかの縫い物だけど、逃げてはいられない。立ち向かえ、今、試練の刻(とき)。
・枕:布をとじる「コの字留め」のやり方がいまいち分からなかったので、母に教えてもらいながら縫った。コの字のちまちま縫った縫い目が、おっとっとみたいで可愛らしかった。ミニチュアといえど、作り方はリアルサイズと同じなんだろうな(綿を均等にならす工程とか)。

・下布団:糸を長く取り過ぎたせいか、縫っている最中に二度も糸が絡まって玉になった。一度目は解けたけれど、二度目は固くて解けず、一度糸を切った。幸い玉が出来た部分が糸の後ろの方だったので、コの字の手前まで同じ糸で縫えた。



完成。土日を中心に作成し、おおよそ2週間かかった。
パーツ自体は少ないけれど、縫い物ありと、一つ一つのパーツに時間を要したので、他と変わりないか。完成した枕や下布団をベッドに配置したら、それらしく見えて、何とも可愛らしい。
※クマのぬいぐるみ(ベッドの上)の写真を撮り忘れていたので、以下に作成記録を記載する。

・クマのぬいぐるみ(9月16日):どうしてこうなったと言いたいくらい、このクマは難産であった。ボンテンさん、切断すると同時に分解していく――恐ろしや。リボンを取り付けようとすると、手がもげ、頭がもげての空中分解になって進まないので、いったん顔を外し、リボンを巻いたのだった。こうして、見本の可愛いクマにはならず、不細工なクマと化したのだった。

三回にわたり、家具付きのキットを消化したので、次回は、小道具のみのキット(小道具のキットは、二つある)に取りかかりたい。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・ゆらゆら木馬と夢みるベッド01】

●キット名:季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会
●作成日時:2017年9月3日(土)―2017年9月18日(月)



かれこれミニチュアを作成するのは、半年ぶりだろうか。その間にキットが10回分貯まり、本棚がいっぱいになった。一時的に、百均の収納BOXに入れているので、早く作ってあげよう。


↑フラッグ(2本) (9月3日)

①2本旗を作らなければいけないので、フラッグを切り出す枚数が半端なかった。1枚ずつ切り出そうとすると、気が遠くなりそうだったので、一方向でまとめて裁断し、一回につき5枚でまとめて切るようにした。
→貼り付けた仕上がりが、100円のガチャポンのメイドインチャイナのフィギュアの出来のようにズレてしまった。切り出した時の紙のサイズが合っていなかったんだな。
②フックの作成も手間がかかった。案外ワイヤーが固く、ペンチで曲げないと成形できず、型紙に合わせて曲げずに、ほぼ勘で作った。フックの小さい部分から曲げると、バランスを取りやすかった。フックと糸をくっつける際に、フックの向きを上下で間違えて、何度貼り直したか分からない。2日にフラッグ、3日にフック作成と、二日がかりでパーツを作ったのだった。


↑木馬の組み立て、黒板が完成した!(9月3日)

・木馬(着色前):座部のヤスリがけをする部分を間違えた。ヤスリがけするのは後部(尻)だけで、前部はそのままだった。仕上がりが見本図とは異なるが、オリジナリティがあって良いかな(ポジティブやな)。
→2mmを紙ヤスリで削るのはちょっと時間がかかるので、カッターで削った。カッターで削ると、どうしても水平にならないので、苦手だ。そこは、紙ヤスリでカバーし、仕上げた。
→木馬の脚が左右でズレないように、目視で確認した。

・黒板:木馬を組み立てた後では、朝飯前のようなパーツである。削る部分が1mmなので、紙ヤスリのみで仕上げた。


↑ベッドを組み立てた!(9月3日)

①工程1の脚となるパーツの細工に時間がかかった。おなじみのカッター+紙ヤスリで丸みをつける作業だ。定規で1本1本木材に目盛りを付けていくのだが、気が遠くなる。だが、この下準備を怠ると、仕上がりが格段に悪くなる。1本ならばまだしも、4本だ。しかし、こういう工程を黙々と飽きずにこなせるのが「好き」と「続かない」の分かれ道なんだろうな。最終的に、親指が痛くなったが、やり通した。
②パーツの組み立ては、定規で付けた目盛りのズレがないかが肝心である。一度で組み立てようとせず、三回に分けて貼り合わせ、がたつきが生じなかったので、万歳だ。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・時間を忘れて刺しゅうを楽しむワークテーブル(完成)】

前回の作品「キッチンテーブル」から、更新が半年くらいご無沙汰した。このワークテーブルも半年くらい前に完成していたが、更新をおサボりしたんだね。ここに、けじめとして記録を載せていなかったので、脳内で時が止まっていたのだった。
休日は、今まで滞っていたものを一気に消化できる絶好の機会だ(9月18日のひとこと)。


ワークテーブルと椅子を組み立てた。(4月30日)

・ワークテーブル
①パーツ数が多いので、パーツの縦横高さの長さを慎重に一個ずつ確認した。長さを確認したパーツを説明書に赤ペンでチェックしながら進めると、混同しない。
②いつも面取りは紙やすりで行っていたのだが、カッターを併用したら、削る時間が短くなって、楽だった。紙やすりで木材を1mm削るのは結構力を要する。
③机の脚の部分がぴったりと四隅に収まった瞬間は、爽快だ。まるで釘を使わず、木材を溝に隙間なくはめ込んだ時の小気味よさ(実際にやったことはないが)に似ている。
④引き出しの作成がなかなか手間取った。組み立てた直後だと机に収まらないので、木材の表面を紙やすりで削るのだが、左右の木材の大きさが均等ではないのか(右側の収まりは良いが、左側が引っかかる)、交互に削らなければならなかった。

・椅子:貫を貼った後に、前脚と後脚を貼り合わせる位置を間違えると、ちぐはぐな椅子になる。幸い貫の位置が見本写真と同じになって、良かった。


ワークテーブルと椅子を着色した!(4月30日)

前回のキットの家具よりも、作成に時間がかからなかった気がする。
①前にも書いたが、今回のキットの塗料は届いてから開封までの時間が短かったので、塗料が固形状になっていなくて、使いやすかった。シャビシャビなので、商品不備かと思ったが、着色には問題ないので、良しとする。
②試しに引き出しを机に入れたら取れなくなり、冷や冷やした。遊びの部分を含めてスムーズに開閉できるまで、紙やすりを使っての微調整に気を使った。怖いので、ディスプレイ時にも引き出しを奥に押し込まないようにしよう。
③椅子の座面で紙やすりをかける部分が足りなかったようで、角ばった椅子になってしまった。気づいたのは座面の布を貼った後で、後の祭りだった。
これで、このキットの大方のパーツが完成したことになる。


鉛筆とペン立て、刺しゅう枠、バラの花瓶が完成した!(5月3日)

・鉛筆3本とペン立て:つまようじを鉛筆の先のように尖らせられるか心配だったが、何とか形になった。中学生の時に、よくカッターで鉛筆を削っていたのが功を奏したようだ。

・刺しゅう枠:鉛筆と並行しながら作成した。実は、このキットが届いた時に裁縫をしなければならないかとしり込みしていたのだが、先日ミニ裁縫道具を購入して鞄に忍び込ませていたのを思い出して、やる気が出た。だが、縫う部分に線を引かずに作成したので、十字の位置がずれてしまった(後で気づいた)。

・バラの花瓶:バラの花びらを型紙に合わせて切る時に、敢えて型紙に合わせずに、フリーハンドで切った方がズレを恐れずに済み、うまく切断できたのだった。花瓶に生ける時は、花と葉っぱが重ならないように微調整をしたが、最後にダメ出しが入った。



またもや作成に間が開いてしまったが、無事に完成できた。
今回のミニチュアは、作成記録の記事数から見るように、前回よりもパーツ数が少なかった気がする。
バラの配置がいまいちだったようで、(生け花プロフェッショナルの)母の手直しが入ったのだった(写真は修正前)。アートブックも、完成写真を見て、白い面を貼り合わせることに気づいた。
これにて、シャビーシックの会の第二作目が完成。一つ一つのパーツが小さくても、ディスプレイすると、圧巻だなぁ。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・時間を忘れて刺しゅうを楽しむワークテーブル01】

●キット名:季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会
●作成日時:2017年4月17日(月)―2017年5月3日(水)



シャビーシックの会のミニチュア作成再開。
ミニチュアが作りたくてうずうずし出し、クレイスイーツを差し置いて、作り始めた。
本当は二回目に届いたキットは、クリスマスのオーナメントだったが、今だと季節外れなので、ひとつ飛ばして三回目のキットを開封した。三回目が届いた時は、ちょうど朝ドラ『べっぴんさん』が放送されていた時期で、手芸ものシチュエーションかぁと親近感が湧いていたものだった。


↑刺しゅう図案(2冊)、本(2冊)、ライトスタンドが完成した!(4月17日)

今作は、家具ではなく、趣向を変えて小物の作成から攻めることにした。
平日の夜分だけど、時間を忘れてミニチュアを作成しそうだわ――趣味はそうなんだろうな。

・刺しゅう図案:フェリシモのミニチュアキットで、糊を使わないパーツは初めてだな。

・本:今回は木材の数が多く、似たようなサイズの物が多いので、間違えないように何度も定規で測って確認した。

・ライトスタンド:金属×金属にはレッドテックちゃんが欠かせない。抜群の接着力で、短時間でスタンドが完成した。ワイヤーの折り曲げは難しいが、型紙どおりに成形できると、嬉しい。目盛りの内側で折ると短めに、外側で曲げると長めになる。折り具合の塩梅がなかなか奥深い。先日、東急ハンズでワイヤーアートのキットを見つけ、気になった。ワイヤーのミニチュア自転車やカゴ等、贈答品に最適と書かれていて、作ってみたいなぁと思った。今月末に名古屋に行くときに見てみようかね。


↑フレーム(4種類)が完成した!(4月19日)

昨日から作成していたのだが、途中で集中力が切れたため、中断した。今日は気持ちが回復し、完成させることができた。
フレームに貼るイラストは線に沿って切り、ポスター用のは線のやや内側で切り出した。数年前のミニチュアフレームの会の説明書には、型紙を線の内側で切るというアドバイスが付されていないが、シャビーハウスの説明書は懇切丁寧に書いてある(フレーム完成後に気づいたんだがね)。
シャビーシックの会はキットが届いてから、あまり間を置かずに作成している(開いても半年くらい)ので、絵の具がフレッシュだ。新鮮すぎて、水気が多い気がする。


手芸用品三点セット(勝手に命名)が完成した!(4月19日)

・ピンクッション:ぼんてんが可愛すぎるよ、おっかさん。キャップに押し込むのが惜しいくらいで、押し込んだ時のみにょんとめり込む感じにも癒やされた。付属の糊で接着したが、今のところ剥がれていない。

・刺しゅう糸:完成したのは良いけれど、刺しゅう糸特有のもりっとした束感を再現できなかった。

・ハサミ:持ち手のぐるりを再現するのが難しかった。幸いワイヤーが柔らかめだったので、ペンチを使ってのねじ込みができた。何とかそれなりに見える。

2017年4月14日金曜日

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・マルシェにお出かけ(完成)】


↑かごが2種類と、ネギが完成した(4月9日)

・かご2種類:紙×紙の組み合わせはボンドでくっつけるのが一番だ。そういえば、説明書の表面でテントのポールを作成して以来、レッドテックちゃんが出動していないな。付属の接着剤とボンドで間に合っている。
・ネギ:ピーマンと同じく、カッターの刃を押さえつけて軸の部分を凹ませて、溝を作った。指で線を入れるよりも、線が際立った。


↑ジャガイモ(13個)が完成した(4月9日)

写真は、左が仕上げ前で、右が完成である。千枚通しで表面を凹ませると、ジャガイモらしくなる。
ジャガイモ事件発生。最後の2個まで来たところで、ふとソファに置いてあった上着を取ろうとしたら、風でジャガイモの皮(紙)が飛んでしまい、コタツ周辺を探すはめになった。ボンドを塗った1枚目はコタツの下に、2枚目はペン立ての中に落ちていた。重い物は遠くに、軽いものは近くに落ちるという法則は、重力に従っているな(車に人が乗りすぎると、ブレーキをかけてもすぐに止まれないという)。
今作品は、数で攻めるミニチュアが多い。ピーマンもそうだし、次に控えているレモンも然りだ。だが、一人よりも二人、二人よりも三人と言うように、数が集まると、壮観だ。先程のピーマンもかごに詰めたら、それらしく見えるようになった。


↑木箱と段ボール箱、レモン(6個)、はかりが完成(4月10日)

・木箱と段ボール箱:先の木箱とは異なり、高さがあるので、ハサミでいきなり切ると、木が割れやすくなる。実際、1枚目で割りそうになったので、カッターで切ることにした。ノコギリならともかく、カッターで木材を切るのは骨が折れるので、途中まで溝が出来たところで、ハサミで切り離したのだった。
・レモン:レモンの楕円形を出すために、ティッシュも楕円形になるようにまとめた。ジャガイモを1ダース分作った後では、レモンの6個作成が朝飯前に思えた。
・はかり:土台となるスポンジは、カッターではなく、ハサミで切った方が断面が整った。はかりの目盛りを貼り付ける前の形がまるで軽トラックのようだ。


↑かごが完成(4月10日)

前々回のガーデニングの巻の再来か。かごの編み編みの工程はまるで職人のようだ。ガーデニングの時は、縄が硬くて、ワイヤーに巻きつけにくかったのだが、今回は麻縄で柔らかく、扱いやすかった。
ただ完成見本よりも、形が大きくて、いびつになった気がする。野菜や果物を入れようとすると、隙間が空くので、かごを潰して扁平に近い形にした。



ひととおりのパーツが完成した!
一つ一つのパーツが小さいので、なくなさないように、毎回プラの仕切りケースに入れて、一時保管している。
それにしても、今回は接着剤の消費量が多かった。いつもだと、付属の接着剤1本で2作品くらい保つのだが、1作品で1本消費は、私にしては珍しかった。
ミニチュアフレームの会、積んだキットの最後の巻で名残惜しいのか、それともパーツ数が多かったのか、今回はいつにもましてぼやきの記事数が多かった。



火曜日から毎晩少しずつ作成して、1週間で完成した、おつかれしゃんめん!
最後に、ランプのコードに模したワイヤーを巻忘れ、てんやわんやしてしまったが、そんなときこそ落ち着いて、仕上げた。一つ一つのパーツ作成よりも、フレームに配置する仕上げの段階が一番時間がかかる。見本の写真があっても、パーツごとに完成した大きさは見本とは違うし、配置したときの角度で見え方が異なってくるので、微調整で時間がかかるのだ。
これにて、積んでいたミニチュアフレームの会のキット(7作品)を全部消化した。完了まで半年かかったが、無事作り上げることができて、良かった。
昨年の記事からスタートしているが、次はシャビーシック・ドールハウスの会を再始動だ。

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・マルシェにお出かけ02】

↑段ボール箱が2個、木箱が2個完成(4月7日)

今日は箱シリーズを作成するぞ!と、昼間から意気込んでいた。
・段ボール箱:間違えて、段ボールの表側にガイド線を引いたため、裏面にもう一度線を引くという二度手間をするはめになった。作る前に、材料をよく見ようよ――と思ったら、裏面と思っていた部分が表面だった。白い面に千枚通しで切り込みを入れていたので、茶色の面が表面になった。段ボールっぽい(Amazonや楽天を彷彿させる)が、出来上がったパーツを並べると、全体的に茶色気味になって、メリハリがなくなるかもしれない。
・木箱:薄くて細い木材をハサミで切るときは、両側から少しずつ切ってやると、割れにくい。カッターで切ろうとしたが、定規からズレたので、ハサミになった。


↑サニーレタス、セロリ、トマトが完成(4月8日)

・サニーレタス:こういうひだ系のものは、強く絞りすぎると形を損なうので、優しく包み込むように巻いてあげるのが良い。ただ木箱の縦の部分を底とギリギリの長さで作成したせいで、サニーレタスが横二列に並ばず、斜めに配置しなければならなくなった。
・セロリ:サニーレタスと同じく、ふんわりと優しく、指で丸めすぎないように葉っぱを付けた。
・トマト:細かいパーツは面積が小さいのか、吸いつくように貼り付けやすかった。トマトの軸の部分で手こずるかと思ったが、案外上手くいったのだった。


↑卵パックとミニトマトが完成(4月8日)

・卵:接着剤を使わない工程なので、楽かと思いきや、大間違いだった。切り離したペップの尖った部分を紙ヤスリで削って自立するようにし、直立した卵にしなければならない。何個か倒れてしまい、何度か配置のやり直しをした。三度目でようやく納得のいく仕上がりになった。セロテープを短く切りすぎると、指紋が付いて台無しになるので長めに切り、定規を重しにして机に固定したのだった。三度目で気づいたのは、下面を上面として作成し、完成したらひっくり返してやれば同じことだった(ペップの尖った部分を下にすると、うまく自立しなかったため)。
・ミニトマト:組み立てた紙箱が小っこくて可愛いよ、おっかさん。花材テープは粘土のように変幻自在で、葉っぱの造形に向いているんだな。


↑ニンジン(2本)と、ピーマン(赤と黄色と緑が4個ずつ)が完成(4月9日)

・ニンジン:紙をちぎって丸めるという説明を見落としており、セロリの時には間違って、紙を切り分けずに丸めて軸に貼り付けていた。紙をちぎってから丸めるのとでは、紙のまとまりと繊細さが違うな。
・ピーマン(赤と黄色と緑):発砲スチロール球をカッターで切るときに、製造工程で付いたガイド線のようなものが付いていると、なぞるようにして切断できるので嬉しい。カッターで紙を巻いた表面に「筋をつける」というのは、刃を引いて切り込みを入れるのではなく、刃を押さえつけて凹ませるだと、実際にやってみて分かったのだった。数を作るのは時間がかかるが、1個1個を作っている時間が楽しい。次はこうすれば形良く出来るのではないかと、試行錯誤していけるのが良い。ピーマンだけ延々と内職して作成したいくらいだ。

誰(た)がためにではなく、自分が楽しんでミニチュアを作る――大事な気持ちやな。

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・マルシェにお出かけ01】

●作成日時:2017年4月4日(火)―2017年4月10日(月)


積んでいたミニチュアフレームの会だが、ようやく最後の作品まで来た。前作から間を置かずに、最終ラウンドに入ろうではないか。
七作品目は、色とりどりの野菜が並ぶマルシェだ。今まで作成した作品は、姉兄や親戚、友人にプレゼントしていたが、最終作品は手元に置く。
なぜマルシェを選んだかというと、現在編・第5章「ニャッカ王国珍道中」のニャッカの市場の場面を彷彿させたからである。あの時は、センテバが未知に果物屋でアジルク(イチジクのような果物)を勧めていた。その後、盗っ人が未知の財布をひったくるのだが――物語の一場面に浸りながら、作成したい。


↑土台となるフレームと床の部分が完成(4月4日)

・フレーム部分:フレームの木材に紙を貼り、カッターで回りの余分な部分を切断する――まっすぐズレなく切る精度は、自家製本で培われた技術やなと思う。自家製本を作成していなかったら、未だにカッターに対して不便さを感じていただろうから。
・床:これは有終の美か。いつもだと、フレームに床材となる木材を差し込む時に、木材のサイズが若干大きくて紙やすりで擦っていたのだが、今回はスポッとフレームに収まった。幸先が良いね。


↑机と、テントの屋根の部分を作成した(4月5日)

・机:屋台の机だ。これからこの長机が賑やかになるのを想像すると、楽しみでならない。テーブルクロスとなる布を裁断する時に、定規で目盛りを入れるだけではなく、線を引いておくべきだった。ガイド線がないと、所々布がギザギザになって、折り目を付ける時にズレたからだ。手を抜かないようにしよう。
・テントの屋根の部分:前々から不思議に思っているが、紙に線を引くと、線に沿って折り目が付けやすいのはなぜだろう。鉛筆やシャーペンの先端で紙の繊維が破壊されて折りやすくなるのか、それともインクが紙に乗って、紙質が変わるのか。後者だと、プリンターの場合も当てはまるかもしれない。ひさしの折り目を付けている時に、またもや思い出したのだった。


↑テントのポールの部分を作成した(4月5日)

金属×金属の組み合わせで、コクヨのレッドテックを使って手っ取り早く接着しようと思ったが、そうは問屋は卸さなかった。ワイヤーでポールを固定するのがなかなか厄介で、接着剤でくっつけた後に結わえようとしたら、手元が狂った時の衝撃で、ポールが外れたからだ。ぐらつきながらも、最初からワイヤーで縦横のポールを固定した方が安心感があった。ひとまずこの工程を乗り切れて、良かった。

↑値札と電球とニンニクが完成(4月6日)

・値札:ワイヤーを通す際に、真ん中で折り目を付けて紙に通した方が仕上がりが良かった。値札Aは折り曲げずにワイヤーを通したので、いびつになってしまった。
・電球:ビーズの穴が思ったよりも小さく、ワイヤーをしっかり折り曲げないと通らなかった。ボンドを付けた後に強く折り曲げたので、手がボンドまみれになった。
・ニンニク:まさかニンニク型のペップがあるとはね。フェリシモの特注なのかな。なかなか麻ひもにくっつかなかったので、手で押さえつけていた。

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・甘い香りが広がるカップケーキ作り(完成)】

↑キャニスター、本、しぼり袋が完成した!(3月26日)

説明書の順番どおりに作っていると、中だるみするので、気分転換に裏面の小物を作成した。
・キャニスター:ワイヤーにボンドが付けにくかったので、爪楊枝を使ってボタンの穴に流し入れた。ワイヤーにボンドよりも、うまく固定できた。
・本:縁を深く切りすぎたせいか、土台となる木目が見えてしまった。幸い紙面と色が変わりなかったので、木目が目立たない。
・しぼり袋:この三点の中で、一番難しかった。袋のもっこりと膨らんだ部分がいびつになるので、甘った紙で作り直したのだった。見本写真を見ると、いびつ具合はさほど変わらない。説明書の図がきれいすぎたんだな。


↑カフェオレボウル2個と、お皿2枚が完成した!(4月2日)

・カフェオレボウル:まさか自分でプチプチ柄を描くとはね。ペップを赤色に塗る時に、赤マジックが手元になかったので、コピックで代用した。コピックは万能やな。
・お皿:小さなビーズを皿に貼り付ける際に、いったん穴の開いた部分を上向きにして、後からピンセットで横向きにしたり、重ねたりすると、ボンドが程よく付いているので、細工しやすかった。整然とよりも、雑然としていた方が自然に見える場合もあるんやな。鼻息をふっとかけたら飛んでいってしまうような繊細な作業をするのが好きや。


↑オーブンとテーブルが完成した!(4月2日)

ようやく説明書の表面の工程が完成だ。少しずつ裏面も進めているので、楽である。
・S字フックの先端をすぼめる時に、すぼめたままで把手に引っかけようとしたら、把手がガス台から取れてしまった。ボンドでは接着力が弱かったので、先日購入したコクヨのレッドテックを導入した。接着に時間がかかるが、接着力がある。S字フックをすぼめる方法も、ハサミでうまくいった。
・コンロのつまみ作成時に、持ち手の部分のバリを紙やすりでしっかり削っておくべきやったな。仕上がりがあまり良くない。


↑白ボウル+温度計+鍋=湯煎チョコレート、ハチミツ瓶が完成した!(4月2日)

①白ボウル:接着剤は、付属の物とボンドを使っているのだが、金属系の細いパーツをくっつけるときにはどうも接着が悪く、洗濯ばさみを利用したり、何度もくっつけたりしていた。ところが、コクヨのレッドテックの登場で、接着の手間がかなり軽減しそうだ。ボンドを使っている時点でチートだが、上回るチートが出たな。ボウルに塗料を塗るときに、一度だとムラが出来るので、二度塗りすると白が綺麗に見える。というよりも、指で触った時に塗料が剥がれて見栄えが悪くなったので、上塗りしたかったのだ。
②温度計:ボウルの作成方法に倣って、レッドテックを使おうとしたが、指に接着剤がくっつくのが目に見えていた(アロンアルフアまではいかないが、結構強烈だ)ので、付属の接着剤で済ませた。紙と金属系のパーツの組み合わせならば、ボンドで間に合うかもしれない。
③鍋:底にアルミを貼るのを忘れ、側面部を貼り合わせる時に間違えてのりしろの部分を多く切ってしまったため、アルミを挿入した時に、一部側面がない箇所が生じた。どうにか側面がない箇所を背面にずらして、カモフラージュしたのだった。
・ハチミツ瓶:レッドテックちゃんのおかげで、把手の貼り付けに手間取らなかった。仕上がりが惜しかったのは、ハチミツの色に模したフィルム紙を内側に貼り付ける時に雑になった点やな。もうすぐ作品が完成だとホッとして、適当になってしまった。


↑マフィンプレート、金網、マフィンが完成した!(4月2日)

説明書の順に作らず、あちこちのパーツを並行して作成したので、ここまで来るのがあっという間に感じた。
・マフィンプレート:もこもこのいびつなマフィンになってしまった。もっと指できゅっきゅっとまとめて、しまりあるマフィンにすべきだった。右側の既成のぼんてんとは、仕上がりが大違いである。プレートの縁取りは金属だが、またもやレッドテックの力ですぐに接着できた。
・金網:レッドテック様々、金属系のパーツを貼り合わせるときにも効力を発揮する。ただ接着する位置によってすぐにくっつかなかったりするので、パーツがくっつきやすい位置を見つけて固定しなければならない。金網の場合、最初から自立する向きでのりを付けると、重力で脚の部分が丸網から外れてしまう。脚を上向きにして接着すると、安定した。さらに、重しを脚に乗せると、接着時間を短縮できた。
・まな板のマフィン:青色のクリームには青いビーズを乗せないように、ピンク色のクリームには赤いビーズを乗せないようにと、色の組み合わせを考えながらトッピングをするのが楽しかった。ビーズ事件(当ナンバリング04)はこりごりなので、ピンセットでビーズをつまんだのだった。



完成。
本当は、先週の土日の2日間で完成させる予定だったが、今日までかかってしまった(平日には作成する余力がなかった)。だが、集中して取り組めたので、1作品あたり、自分のペースでは3日くらいで仕上げることができると分かった(今週と先週の土曜日をまとめて1日とカウントする)。
パーツを組み合わせる段になって、色々とミスを犯していることに気づいた。棚の部分の貼り合わせる位置を間違えたり、水玉のボウルの内側を白く塗り忘れていたり(完成間際になって、急いで塗った)と、焦った。
積んでいるミニチュアフレームの会のキットは、残すところ1作品だ。消化し始めて半年かかったが、よくぞここまで来たな。

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・甘い香りが広がるカップケーキ作り01】

●作成日時:2017年3月25日(土)―2017年4月2日(日)


大分作成に間隔が開いてしまったが、再開する。本作を完成させれば、残すところ1作品である。ゆっくりだが、ミニチュア作成も就職と同じく半年になるのだな。
バレンタインデーやホワイトデーは終了したが、想像するだけでおいしそうなキットだ。今日と明日を使って、完成できたらと早速始めよう。

↑床と壁が完成(3月25日)

建て付け具と並行して、作成を進めた。今まで一つのパーツを作るたびに、ボンドを塗った筆を手洗いしていたが、まとめて接着した方が筆を洗う回数が減って効率的だと気づいたからである。
さすがに6回目となると、ミニチュアフレームの作成工程が掴めてくるな。壁となるフレームと床部分建て付け具→家具→小道具作成の流れである。この手順は、シャビーシックの会にも流用できるし、趣向を変えて逆手順でも面白いかもしれない。


↑窓、椅子、戸棚、テーブルの天板、まな板の組立が完了(3月25日)

フレーム部分と並行して作成した。サンドペーパーで削るか、カッターで余分な部分を裁断するかの見極めが難しかった。戸棚とテーブルの天板はカッターで、まな板はサンドペーパーで処理、仕上げはサンドペーパーである。
サンドペーパーは消耗品だ。執着して使い続けていると、削り具合が悪くなる。何事も執着したらあかんね。先日、机の中を整理していたら、未使用のサンドペーパー(おそらく小学生の時のキットだろう)を見つけ、ほくほくした。これでまた惜しみなく擦れるね。


↑棚等の着色、コンロの組立、窓が完成(3月26日)

・塗料が乾かないうちは、爪楊枝を使って向きを変えて着色すると、ムラなく塗れる。
・コンロの組立:木材を貼り合わせるときに、浮かせると不安定になるので、下の部分を机で固定して接着する。角をサンドペーパーでやする時に、木材が欠けてしまった。
・窓:ビーズ類をプラケースに移し替える際に、プラ袋がバウンドして、1mmくらいのビーズがいくつか散乱してしまった……勘弁してくれ(朝食でチキチキボーンをレンジでチンする時にも袋から取り落とすし、要領の悪いところどうにかしてくれ)。目視で見つけられる物は回収したが、もしかしたら小物作成時に足りないビーズが生じるかもしれない。その場合は、目をつむろう。

2017年4月13日木曜日

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・テラスでリース作り(完成)】


↑カゴが完成(2月12日)

工程がカゴ職人を思わせるくらい本格的だ。縄の繊維が硬かったので、ワイヤーに交互に引っ掛けるのがなかなかうまくいかなかった。最初の縄をワイヤーに固定するところで、よく外れた。今作の強者だった。


↑ドライフラワー2種類が完成(2月12日)

前作のクリスマスツリーのリボン結びの恐怖が残っていて、やり過ごせるか不安だった。前回の反省を生かし、紐は長めに切り、束にする部分を予め洗濯ばさみで仮固定し、結んだのだった。


↑リース3種類完成(2月12日)

違うパーツと同時並行しながら作成したミニチュアである。予めリースの本体部分を作っておいたので、飾り付けで集中力が持続できた。造花やビーズの貼り付けは、数回に分けて行った。



作成に1カ月もかかったが、完成できた。
この作品も、クリスマスの巻に続いて、親戚にプレゼントした。