2017年9月18日月曜日

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・ゆらゆら木馬と夢みるベッド(完成)】

前々回のキッチンテーブルまでの数回のキットは、作成の記録を取っていなくて、記憶を復元するという労力を使った。
今回は、ひとつのパーツが出来たらすぐに記録を取るようにしている。今までスマホでメモを取っていたが、今回は手元で下書きしたメモをもとに、PCに入力している。紙からPCに入力という手間が増えるけれど、スマホよりは目の負担が軽いと思う。


↑ベッドカバーと、スリッパが完成した!(9月14日)

・ベッドカバー
①レースの上下の部分の裁断時に、「下」を間違って途中で切らないように気をつけた。あくまで、長さ指定をして切るのは「上」の部分だ。
②カーブの部分で、レースがねじれて仕上がりが悪くなるのではないかと心配したが、杞憂だった。案外、カーブに沿って、くっついてくれたのだった。

・スリッパ
①こういう型紙に沿って切るものは、四隅をがっちがちにテープでズレないように固定して切るに限る。ただ、テープに頼りすぎると、はがしたときに布の繊維が荒れる場合がある。
②覆いと下地を接着するときに、説明書を理解できず、一度貼り合わせた部分をはがして、再度接着する場面があった。


↑ベッドと、木馬が完成した!(9月17日)

・ベッド:説明書にアバウト塗りの方がレトロ感が出て良いと書いてあったので、構えずにガシガシ塗っていった(説明書に忠実に作っているつもり)。塗る面積が先に作成した二つの家具よりも大きかったので、大まかに塗った方が途中でダレないというのもある。
→付属の塗料は結構内容量にゆとりがあるのだが、水で薄めた方が伸びが良いので、じゃんじゃか水分を加えてやったよ。

・木馬:パーツを組み立てる前に、着色した方が良い物もあると痛感したミニチュアだった。
①筆が隙間に入りずらかったので、メリーの脚の部分は、組み立てる前に彩色すべきだった。何とかごり押しで塗れたけれどね(1本の筆で塗ろうとするから、こうなる)。
②なかなか尻尾が結べなかったので、ボンドで紐を仮留めするという奥の手を使って、クリアした。


↑枕(2個)と、下布団が完成した!(9月18日)

縫い物というラスボスを最後に残しておいた。まさかの縫い物だけど、逃げてはいられない。立ち向かえ、今、試練の刻(とき)。
・枕:布をとじる「コの字留め」のやり方がいまいち分からなかったので、母に教えてもらいながら縫った。コの字のちまちま縫った縫い目が、おっとっとみたいで可愛らしかった。ミニチュアといえど、作り方はリアルサイズと同じなんだろうな(綿を均等にならす工程とか)。

・下布団:糸を長く取り過ぎたせいか、縫っている最中に二度も糸が絡まって玉になった。一度目は解けたけれど、二度目は固くて解けず、一度糸を切った。幸い玉が出来た部分が糸の後ろの方だったので、コの字の手前まで同じ糸で縫えた。



完成。土日を中心に作成し、おおよそ2週間かかった。
パーツ自体は少ないけれど、縫い物ありと、一つ一つのパーツに時間を要したので、他と変わりないか。完成した枕や下布団をベッドに配置したら、それらしく見えて、何とも可愛らしい。
※クマのぬいぐるみ(ベッドの上)の写真を撮り忘れていたので、以下に作成記録を記載する。

・クマのぬいぐるみ(9月16日):どうしてこうなったと言いたいくらい、このクマは難産であった。ボンテンさん、切断すると同時に分解していく――恐ろしや。リボンを取り付けようとすると、手がもげ、頭がもげての空中分解になって進まないので、いったん顔を外し、リボンを巻いたのだった。こうして、見本の可愛いクマにはならず、不細工なクマと化したのだった。

三回にわたり、家具付きのキットを消化したので、次回は、小道具のみのキット(小道具のキットは、二つある)に取りかかりたい。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・ゆらゆら木馬と夢みるベッド01】

●キット名:季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会
●作成日時:2017年9月3日(土)―2017年9月18日(月)



かれこれミニチュアを作成するのは、半年ぶりだろうか。その間にキットが10回分貯まり、本棚がいっぱいになった。一時的に、百均の収納BOXに入れているので、早く作ってあげよう。


↑フラッグ(2本) (9月3日)

①2本旗を作らなければいけないので、フラッグを切り出す枚数が半端なかった。1枚ずつ切り出そうとすると、気が遠くなりそうだったので、一方向でまとめて裁断し、一回につき5枚でまとめて切るようにした。
→貼り付けた仕上がりが、100円のガチャポンのメイドインチャイナのフィギュアの出来のようにズレてしまった。切り出した時の紙のサイズが合っていなかったんだな。
②フックの作成も手間がかかった。案外ワイヤーが固く、ペンチで曲げないと成形できず、型紙に合わせて曲げずに、ほぼ勘で作った。フックの小さい部分から曲げると、バランスを取りやすかった。フックと糸をくっつける際に、フックの向きを上下で間違えて、何度貼り直したか分からない。2日にフラッグ、3日にフック作成と、二日がかりでパーツを作ったのだった。


↑木馬の組み立て、黒板が完成した!(9月3日)

・木馬(着色前):座部のヤスリがけをする部分を間違えた。ヤスリがけするのは後部(尻)だけで、前部はそのままだった。仕上がりが見本図とは異なるが、オリジナリティがあって良いかな(ポジティブやな)。
→2mmを紙ヤスリで削るのはちょっと時間がかかるので、カッターで削った。カッターで削ると、どうしても水平にならないので、苦手だ。そこは、紙ヤスリでカバーし、仕上げた。
→木馬の脚が左右でズレないように、目視で確認した。

・黒板:木馬を組み立てた後では、朝飯前のようなパーツである。削る部分が1mmなので、紙ヤスリのみで仕上げた。


↑ベッドを組み立てた!(9月3日)

①工程1の脚となるパーツの細工に時間がかかった。おなじみのカッター+紙ヤスリで丸みをつける作業だ。定規で1本1本木材に目盛りを付けていくのだが、気が遠くなる。だが、この下準備を怠ると、仕上がりが格段に悪くなる。1本ならばまだしも、4本だ。しかし、こういう工程を黙々と飽きずにこなせるのが「好き」と「続かない」の分かれ道なんだろうな。最終的に、親指が痛くなったが、やり通した。
②パーツの組み立ては、定規で付けた目盛りのズレがないかが肝心である。一度で組み立てようとせず、三回に分けて貼り合わせ、がたつきが生じなかったので、万歳だ。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・時間を忘れて刺しゅうを楽しむワークテーブル(完成)】

前回の作品「キッチンテーブル」から、更新が半年くらいご無沙汰した。このワークテーブルも半年くらい前に完成していたが、更新をおサボりしたんだね。ここに、けじめとして記録を載せていなかったので、脳内で時が止まっていたのだった。
休日は、今まで滞っていたものを一気に消化できる絶好の機会だ(9月18日のひとこと)。


ワークテーブルと椅子を組み立てた。(4月30日)

・ワークテーブル
①パーツ数が多いので、パーツの縦横高さの長さを慎重に一個ずつ確認した。長さを確認したパーツを説明書に赤ペンでチェックしながら進めると、混同しない。
②いつも面取りは紙やすりで行っていたのだが、カッターを併用したら、削る時間が短くなって、楽だった。紙やすりで木材を1mm削るのは結構力を要する。
③机の脚の部分がぴったりと四隅に収まった瞬間は、爽快だ。まるで釘を使わず、木材を溝に隙間なくはめ込んだ時の小気味よさ(実際にやったことはないが)に似ている。
④引き出しの作成がなかなか手間取った。組み立てた直後だと机に収まらないので、木材の表面を紙やすりで削るのだが、左右の木材の大きさが均等ではないのか(右側の収まりは良いが、左側が引っかかる)、交互に削らなければならなかった。

・椅子:貫を貼った後に、前脚と後脚を貼り合わせる位置を間違えると、ちぐはぐな椅子になる。幸い貫の位置が見本写真と同じになって、良かった。


ワークテーブルと椅子を着色した!(4月30日)

前回のキットの家具よりも、作成に時間がかからなかった気がする。
①前にも書いたが、今回のキットの塗料は届いてから開封までの時間が短かったので、塗料が固形状になっていなくて、使いやすかった。シャビシャビなので、商品不備かと思ったが、着色には問題ないので、良しとする。
②試しに引き出しを机に入れたら取れなくなり、冷や冷やした。遊びの部分を含めてスムーズに開閉できるまで、紙やすりを使っての微調整に気を使った。怖いので、ディスプレイ時にも引き出しを奥に押し込まないようにしよう。
③椅子の座面で紙やすりをかける部分が足りなかったようで、角ばった椅子になってしまった。気づいたのは座面の布を貼った後で、後の祭りだった。
これで、このキットの大方のパーツが完成したことになる。


鉛筆とペン立て、刺しゅう枠、バラの花瓶が完成した!(5月3日)

・鉛筆3本とペン立て:つまようじを鉛筆の先のように尖らせられるか心配だったが、何とか形になった。中学生の時に、よくカッターで鉛筆を削っていたのが功を奏したようだ。

・刺しゅう枠:鉛筆と並行しながら作成した。実は、このキットが届いた時に裁縫をしなければならないかとしり込みしていたのだが、先日ミニ裁縫道具を購入して鞄に忍び込ませていたのを思い出して、やる気が出た。だが、縫う部分に線を引かずに作成したので、十字の位置がずれてしまった(後で気づいた)。

・バラの花瓶:バラの花びらを型紙に合わせて切る時に、敢えて型紙に合わせずに、フリーハンドで切った方がズレを恐れずに済み、うまく切断できたのだった。花瓶に生ける時は、花と葉っぱが重ならないように微調整をしたが、最後にダメ出しが入った。



またもや作成に間が開いてしまったが、無事に完成できた。
今回のミニチュアは、作成記録の記事数から見るように、前回よりもパーツ数が少なかった気がする。
バラの配置がいまいちだったようで、(生け花プロフェッショナルの)母の手直しが入ったのだった(写真は修正前)。アートブックも、完成写真を見て、白い面を貼り合わせることに気づいた。
これにて、シャビーシックの会の第二作目が完成。一つ一つのパーツが小さくても、ディスプレイすると、圧巻だなぁ。

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・時間を忘れて刺しゅうを楽しむワークテーブル01】

●キット名:季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会
●作成日時:2017年4月17日(月)―2017年5月3日(水)



シャビーシックの会のミニチュア作成再開。
ミニチュアが作りたくてうずうずし出し、クレイスイーツを差し置いて、作り始めた。
本当は二回目に届いたキットは、クリスマスのオーナメントだったが、今だと季節外れなので、ひとつ飛ばして三回目のキットを開封した。三回目が届いた時は、ちょうど朝ドラ『べっぴんさん』が放送されていた時期で、手芸ものシチュエーションかぁと親近感が湧いていたものだった。


↑刺しゅう図案(2冊)、本(2冊)、ライトスタンドが完成した!(4月17日)

今作は、家具ではなく、趣向を変えて小物の作成から攻めることにした。
平日の夜分だけど、時間を忘れてミニチュアを作成しそうだわ――趣味はそうなんだろうな。

・刺しゅう図案:フェリシモのミニチュアキットで、糊を使わないパーツは初めてだな。

・本:今回は木材の数が多く、似たようなサイズの物が多いので、間違えないように何度も定規で測って確認した。

・ライトスタンド:金属×金属にはレッドテックちゃんが欠かせない。抜群の接着力で、短時間でスタンドが完成した。ワイヤーの折り曲げは難しいが、型紙どおりに成形できると、嬉しい。目盛りの内側で折ると短めに、外側で曲げると長めになる。折り具合の塩梅がなかなか奥深い。先日、東急ハンズでワイヤーアートのキットを見つけ、気になった。ワイヤーのミニチュア自転車やカゴ等、贈答品に最適と書かれていて、作ってみたいなぁと思った。今月末に名古屋に行くときに見てみようかね。


↑フレーム(4種類)が完成した!(4月19日)

昨日から作成していたのだが、途中で集中力が切れたため、中断した。今日は気持ちが回復し、完成させることができた。
フレームに貼るイラストは線に沿って切り、ポスター用のは線のやや内側で切り出した。数年前のミニチュアフレームの会の説明書には、型紙を線の内側で切るというアドバイスが付されていないが、シャビーハウスの説明書は懇切丁寧に書いてある(フレーム完成後に気づいたんだがね)。
シャビーシックの会はキットが届いてから、あまり間を置かずに作成している(開いても半年くらい)ので、絵の具がフレッシュだ。新鮮すぎて、水気が多い気がする。


手芸用品三点セット(勝手に命名)が完成した!(4月19日)

・ピンクッション:ぼんてんが可愛すぎるよ、おっかさん。キャップに押し込むのが惜しいくらいで、押し込んだ時のみにょんとめり込む感じにも癒やされた。付属の糊で接着したが、今のところ剥がれていない。

・刺しゅう糸:完成したのは良いけれど、刺しゅう糸特有のもりっとした束感を再現できなかった。

・ハサミ:持ち手のぐるりを再現するのが難しかった。幸いワイヤーが柔らかめだったので、ペンチを使ってのねじ込みができた。何とかそれなりに見える。