●キット名:「季節の飾りつけを楽しむシャビーシック風ドールハウスのインテリアの会」
●作成期間:2020年2月29日(土)―3月8日(日)
実用ボールペン字講座が一通り落ち着いたので、ミニチュア作成を再開しよう。目指せ、一気に完成だ。
今回のキットは、針金マジックやな。針金とペンチを用いた小道具のオンパレードだ。
内容物の写真を撮り忘れたので、のっけに完成写真を添付する。
●2月29日
【天板】
・黒い紙の裏側に目印を付け、折り曲げる位置にも線を引く。そうすれば、奇麗に折れ、曲げた位置がガタガタにならない。
・なかなか実物大のように、針金を折り曲げるのは困難だ。一度曲げたものを元に戻そうとすると歪むので、一発勝負だ。後戻りはできぬ。多少のズレを気にしていたら、先に進めない。妥協も肝心だ。
・針金の長さが足りなくて、パーツが離れた部分は、ボンドで補完して、それらしく見せる。幸い天板を乗せた時に、ガタつきが生じなかった。外して遊びたいので、天板と針金は接着しなかった。
・サインペンの臭いがきつく、一度で着色するのは難しかった。鼻を近づけてはならない。昔は我慢できたのだが、歳か。
【焼き菓子】
・まさか筋入り紙テープで、源氏パイを作れるとは思わなかった。大量生産して、ダイソーのボタンに貼り付けたら、おやつディスプレイができるやないか。
・巻く前に、紙テープを丸めて柔らかくしておくと、しなって巻きやすくなる。
・フィルムで上から貼って焦げ目を付ける手法にも、あっぱれ。
・源氏パイや渦巻きパイやらを9個作成して、3列に並べると、圧巻。
●3月1日
作成2日目は、ワイヤーオンパレードを攻めた。休日なので、作成に時間をかけられるが、根詰めるのはいけないので、ゆっくり作った。
※左から――
[ピーラー]
・本体の部分の微調整が難しかった。軸をくっつけるときに隙間が空きすぎると、間延びして格好悪い形になる。ほぼ見本どおりに合わせた。
・レードルから学習して、軸の部分は奇麗に平らに潰せた。
[泡立て器]
・泡立て器再び。以前、ミニチュアフレームの会でも、泡立て器を作成したな。その時も、作成に難儀した覚えがあり、今回も時間がかかった。
・殊に、ワイヤーを本体に巻き付けるときに、最初の2、3巻きくらいがスムーズに巻けない。指で巻こうとすると、痛い。定規で本体を固定して、ペンチでワイヤーを挟んで半回転ずつ巻いていく方法を編み出した。
[フライ返し]
・スパンコール→丸くて薄っぺらい、真ん中に穴の空いたキラキラのプラスチック。昔、ビーズコレクションの中に入っていたわ。
・ペンチのギザギザの部分でワイヤーを潰したので、表面がギザギザになった。平らな部分で潰せば綺麗になったなと後悔し、ピーラーでリベンジした。
[レードル]
・お玉のことをレードルと言うのか。
・あれ?銀色のキャップが入っていない。どうしよう?商品が届いてから1年以上経っているので、保証の対象にならないよと、あたふたしていたら、他の白キャップに入りこんでいた。
・プラスチック系には、ボンドよりも、レッドテック(瞬間接着剤)の方がくっつきやすいと取り出してみたものの、糊が固まっており、使い物にならなかった(容器の回りが白く変色していた、開封してから3か月くらいであまり使っていないのに)。やむなく付属のボンドを使ったが、意外とすんなりくっついてくれた。
●3月2日〜
【ポットとミルクパン】
・固まりかけのボンド(長らく使っていない付属のボンド)はくっつきが良く、プラスチック同士の接着にも有効だ。
・ミルクパンの底面の切り出しに失敗し、自立しなかった……コンロに乗せることで、どうにか立っているように見える(紙やすりで微調整したが、最初でやらかしたな。削りすぎると寸詰まりになるので、諦めた)。ミルクの流し込みも失敗だ。ボンドと塗料の混ぜ込みが足りず、色が分離しているのと、陥没している。
【観葉植物】
・葉っぱの一枚一枚をピンセットでねじった覚えがある。一枚につき十ねじりくらいしただろうか。その日は、葉っぱの作成だけで終わった。
●3月8日
【オーブン】
・いつぞやの扉の作成を彷彿させる今回のキット。今回は両開きではなく、片開きなので、楽だった。上下のパーツに干渉しないようにヤスリで削り――駆け引きの繰り返しだ。パーツの大きさによっては微調整をそれほど必要としない場合もあるので、運次第だろうか。
・突っ張り棒との駆け引きも、今回の家具作成の肝かもしれない。少し長めに針金を切っておき、少しずつペンチで微調整を重ねながら填まるようにした。手前のどのぐらいの位置に固定するかも重要で、決まった時はほっとしたわ。
【S字フック】
・あ、ワイヤーコレクションと家具が完成してから、フックを作成した覚えがある。
・曲げる位置がズレると、いびつなS字になってしまう。ある程度の丸みがないと、突っ張り棒に引っ掛けられないので、微妙な加減が難しかった。