2017年4月14日金曜日

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・マルシェにお出かけ01】

●作成日時:2017年4月4日(火)―2017年4月10日(月)


積んでいたミニチュアフレームの会だが、ようやく最後の作品まで来た。前作から間を置かずに、最終ラウンドに入ろうではないか。
七作品目は、色とりどりの野菜が並ぶマルシェだ。今まで作成した作品は、姉兄や親戚、友人にプレゼントしていたが、最終作品は手元に置く。
なぜマルシェを選んだかというと、現在編・第5章「ニャッカ王国珍道中」のニャッカの市場の場面を彷彿させたからである。あの時は、センテバが未知に果物屋でアジルク(イチジクのような果物)を勧めていた。その後、盗っ人が未知の財布をひったくるのだが――物語の一場面に浸りながら、作成したい。


↑土台となるフレームと床の部分が完成(4月4日)

・フレーム部分:フレームの木材に紙を貼り、カッターで回りの余分な部分を切断する――まっすぐズレなく切る精度は、自家製本で培われた技術やなと思う。自家製本を作成していなかったら、未だにカッターに対して不便さを感じていただろうから。
・床:これは有終の美か。いつもだと、フレームに床材となる木材を差し込む時に、木材のサイズが若干大きくて紙やすりで擦っていたのだが、今回はスポッとフレームに収まった。幸先が良いね。


↑机と、テントの屋根の部分を作成した(4月5日)

・机:屋台の机だ。これからこの長机が賑やかになるのを想像すると、楽しみでならない。テーブルクロスとなる布を裁断する時に、定規で目盛りを入れるだけではなく、線を引いておくべきだった。ガイド線がないと、所々布がギザギザになって、折り目を付ける時にズレたからだ。手を抜かないようにしよう。
・テントの屋根の部分:前々から不思議に思っているが、紙に線を引くと、線に沿って折り目が付けやすいのはなぜだろう。鉛筆やシャーペンの先端で紙の繊維が破壊されて折りやすくなるのか、それともインクが紙に乗って、紙質が変わるのか。後者だと、プリンターの場合も当てはまるかもしれない。ひさしの折り目を付けている時に、またもや思い出したのだった。


↑テントのポールの部分を作成した(4月5日)

金属×金属の組み合わせで、コクヨのレッドテックを使って手っ取り早く接着しようと思ったが、そうは問屋は卸さなかった。ワイヤーでポールを固定するのがなかなか厄介で、接着剤でくっつけた後に結わえようとしたら、手元が狂った時の衝撃で、ポールが外れたからだ。ぐらつきながらも、最初からワイヤーで縦横のポールを固定した方が安心感があった。ひとまずこの工程を乗り切れて、良かった。

↑値札と電球とニンニクが完成(4月6日)

・値札:ワイヤーを通す際に、真ん中で折り目を付けて紙に通した方が仕上がりが良かった。値札Aは折り曲げずにワイヤーを通したので、いびつになってしまった。
・電球:ビーズの穴が思ったよりも小さく、ワイヤーをしっかり折り曲げないと通らなかった。ボンドを付けた後に強く折り曲げたので、手がボンドまみれになった。
・ニンニク:まさかニンニク型のペップがあるとはね。フェリシモの特注なのかな。なかなか麻ひもにくっつかなかったので、手で押さえつけていた。