2016年1月21日木曜日

【マイ3Dプリンター作成記録20】ヘッド部分にサーミスターとクリアチューブ取付



31号。ヘッド部分の総額が1万円に近づいていくよ――えげつない。
前号で、後々カートリッジヒーターにプラスチックのカバーを巻きつけることをぼやいたら、今号がその回だった。



写真の右側の透明なカバーが例のスパイラルチューブだ。何だか大蛇さんが出てきそうなおどろおどろしい存在感や。くねっとる。

(1)ヒーターブロックの穴にサーミスターを差し込む
●サーミスターには、ノズルの温度を調節する役割がある。
・サーミスター(黒コード)を差し込む際に、コードの先端はガラスで溶接されているので、割れないように注意しなければならない。コードは穴にすぽっと小気味よく入っていかないので、つまようじでゆっくり側面のチューブを押し込んでいかなければならない。11mmの目印(自分で印す)が肝である。最後の(戻して入れての)1ミリは結構すんなり入ってくれた。

(2)ケーブル類をスパイラルチューブで巻く
・今号の難所は、大蛇さん(スパイラルチューブ)の巻きつけだな。
①大蛇さんを軸として諸々のコード類を束ねる
②諸々のコード類を軸として大蛇さんを巻いていく
→二通りの巻き方があるが、諸々のコード類を回しながら、大蛇さんに入れ込む方法がやりやすい。
・大蛇さんの向きを間違え、やり直した。断面が斜めになっている方が先端に来る。大蛇さんをどこから巻き始めて良いのかも分からず、ずらしたりして時間がかかった。ケーブルクランプの上下も間違えて、あたふたしたな。
→ああ、どうしよう。新曲の鼻歌を歌いながら、荒く巻きつけたせいかカートリッジヒーターの先端部分のむき出しになっているアルミ線を1本断線してしまった。プリンターが完成して、フィラメントを溶かす際に支障が起きないか心配である。



以前、モデリングにペンタブレットが有効だとマガジンに書いてあったが、今号ではタブレットPCでもモデリングが手軽にできると記載されている――タブレットPCだと!? 持っているではないか。絵を直感的に描きたいと購入したハード(贅沢な)だったが、まさかモデリングにも重宝するとは。何だかうまくいきすぎている。これは、作成した3Dプリンターを宝の持ち腐れにしてはならんな。生かしてやらないと(どんどん作品を作ってあげないと)。