2016年1月30日土曜日

【マイ3Dプリンター作成記録37】リードスクリューをテーブルとZ軸モーターに取付



48号。筐体完成まで、残り7号。



底面のむき出しのコード類をどのように保護するのだろうと疑問に思っていたら、今回「底面カバー」が付属した。ネジ類等が付属しているが、今号で使用するのはリードスクリューのみである。

(1)リードスクリューをテーブルベースに組みつけ、Z軸モーターに固定する
・前号でテーブルベースを筐体に組み付けたが、このままでは筐体を傾けただけで上下に簡単に動いてしまう。
●リードスクリューは、テーブルベースの位置を固定し、コンピュータの制御によってZ軸のレベルで動かせるよう仲立ちする。スクリューという名前のとおり、ロッドがネジ状になっているので、ネジを回すように徐々に高低を調節できる。
・リードスクリューをカップリングに差し込んだ時、カップリングがZ軸モーターの底面に触れてしまった! 前号でかなりきつく六角レンチで締めていたので、緩めるのに指が痛くなった。前号とは違い、リードスクリューでテーブルの高さが固定されるので、上面ギリギリの位置までテーブルを上げ、空間を作って、カップリングのネジを締めた方が作業がやりやすい。しかし後でテーブルを下げる際に、指でコツコツとリードスクリューを回さないと行けないので、片手が入る程度でいいかも。
・グリスは、リードスクリュー回転時の摩擦を軽減し、スムーズに回転できるようにする役割があるので、塗っておいた方が良いかもしれない。
→グリスを塗ると、キキィーという金属が軋む音が軽減された。後に、
・リードスクリューを回すと、のこぎりで木の板を切るようなちょっと物々しい音に変わった。手で回して音がするということは、実際の出力時も同様なのだろう。
・指でリードスクリューを回すのは骨が折れるが、グリスをなじませる点では、テーブルベースを一度上面まで上げると良いかもしれない。



今号は、リードスクリュー1本だけの作業だったが、結構手間がかかった。XY軸と同様に、高低差を調節するZ軸もぬかりなく調整しなければならないのだろう。どこかの軸がうまく作動していないと、出力した際にいびつな造形物になるに違いない。