2016年1月8日金曜日

【マイ3Dプリンター作成記録14】X軸のベルトにスライダーを固定



25号、キットの半分に近づいてきたね。



今号のパーツも、摩訶不思議な形が多い。前号に続いてのカロリーメイト(ベルトストッパー)に、バネである。カロリーメイトは前号のようにスライダーをベルトに固定で、バネは何に使うのだろう――わくわく。


今回は筐体を逆さまにしての作業だったので、今号の完成写真も倣って、逆向きにした。

(1)X軸のスライダーにカロリーメイト(ベルトストッパー)を取り付け、ドグを固定する
Y軸とは異なり、ネジが下向きなので、筐体を逆さまにしての作業である(意表を衝くねぇ)。感心しているのはここまで、あとは細かい作業が続く。アクリル箱を挟んで目を凝らし、ベルトの隙間にネジを入れてドライバーを回す。その状態で、ドグ+カロリーメイト+ネジの三拍子で難易度が高い。ネジを回そうとするとカロリーメイトが外れるわでやり直しで、興奮して鼻息でアクリル板が曇るわで、キーっとなりそうだった。

(2)X軸のドグがリミットスイッチを通過するかどうか確認する
→ドグが通過することによってリミットスイッチを遮断し、X軸の原点を決定する仕組みだという。前号のY軸においても同様である。

上部と比べて反対側はアクリル板が遮って、ドグがリミットスイッチのコの字を無事に通過しているかどうかが見づらかった。リミットスイッチのネジを緩めて締めるにしても、ナットが外れるわで、またもやキーっとなりそうになった。ナット事件で、ドライバーをどちらに回せばネジが締まるのかが一瞬分からなくなるし。水道事件(蛇口を破裂寸前まで回しすぎて、冷や冷やしたこと)を思い出して、苦くなった。

今号の読み物の趣向は好いなぁ。
この3Dプリンターに使われているスライダーロッドを製造しているTHKを取材しているのである。積んでいる読者が言うのも何だが、今後の巻でマイ3Dプリンターの部品を製造している会社をピックアップして記事にしてもらえたら、親近感が湧くなぁ。ベアリングとかベルトとか、ホーローセットとかね。前々からロッドが入っている袋に敢えてTHKのテープを貼っていたのは予告だったのね。戦略的やな。

バネはベルトが緩んだときに補強するアイテムとのこと。筐体の主なパーツではないのね。