2014年4月7日月曜日

レジンで切り絵15

→現在編より、ティーサラ。エルガンヴァーナの修道女である。柱の陰からアスナー・マシスと、ヨオグス・マルネッロの様子を窺っている内気な少女。

下絵が内径18mmに収まらなかったので、頭巾の裾を切って整えた。
今までで一番繊細な線(細い線)を表現できたと思う。この調子で、下絵の主線を再現できていけたらと願う。
先程のヨオグス(レジンで切り絵13)と同様に、着色対象作品である。



あの二人って、おもしろい。
どこかちくはぐだけど、噛み合っている。
例えるなら、時計の針かな。
彼は短針で、彼は長針。
短針は目に見えて動いていないように見えるけど、少しずつ進んでいる。
長針はいつも忙しなく動いているけど、短針がいないと存在が引き立たない。
彼は、理屈ばかりでつまらないと思っていた。
彼は、うるさすぎて耳障りだった。
でも、二人の会話は聞いていて楽しかったし、心地よかった。