2014年4月8日火曜日

【メモ】レジンおはじきに着色

→今まで製作したレジンおはじき(リューク‡オーフェンの人物達)に着色してみた。ステンドグラスの半透明感が出ている。肌色は敢えて着色していない。コテコテに色を塗るというのも、好きではない。

タミヤカラーで着色でどうなるのか(失敗したら、塗料がパーになるからな)と少し不安だったが、やってみると、楽しい。
塗っていて思ったのは、レジンに色を塗るのは、ペイントで色を塗るのと似ていることだ。

【キャンバスとレイヤー】
丸カンをレジンで固めた底をキャンバス、少し塗っては硬化させるレジンはレイヤーで、色を混ぜたくない場合は、重ねて硬化させて色を塗れば重ね塗りができる。

【塗料としてのレジン】
基本的にレジンに塗料を混ぜて使う。そうすれば、色とともに硬化してくれるからだ。ただし、塗料を混ぜた分、硬化時間は長くなる。
レジンに塗料を混ぜると、原液よりも色が薄くなるので、レジンはホワイト(薄め液)の役割があるといってもいいだろう。ただ不透明の白にはならないので、別個で白を使う必要がある。白とレジンを混ぜれば、半透明の白になる。

【着色について】
固めたレジンの上に色を塗るのは、範囲指定していないレイヤーの上に塗るのと同じである。レジンでコーティングせず、切り絵の上に直接色を塗るのは、ペイントでいう主線に直接着色するやり方だ。線の境界線がはっきりしているので、隣の色が混ざる心配がない。

【ペイントとの違い】
レジンとペイントで違うのは、塗料をレジンに混ぜて使うので、塗料自体に粘性が出てくる。そのため、隣の色が混ざる可能性が少ない。

色の組み合わせ開拓も楽しい。
紫と緑の作り方は知っていたが、茶色とオレンジの作り方は調べるまで分からなかった。出来た色でまた色を混ぜ合わせれば新たな色が生まれる。まるで水彩絵の具と同じだ。ただレジンの場合は、水彩と違って保存がきかない(容器から外に出すと硬化が始まる、晴天の日は顕著)ので、その場限りの使用となる。はかないものだが、塗る面積が少ない分、塗料は長持ちしそうだ。
塗料は除光液と同じ臭いがするので、換気に気をつけないとね。