2020年9月26日土曜日

フェリシモ【ミニチュアドールハウス・春のお花と秋の実り&お誕生日のお祝いデコレーション(完成)】(ログ)

 ●6月14日(金)

トンクルは、のっけからやらかしてしまった。机の上に置いてあるミニチュアセットをベッドテーブルに移動しようとしたら、工作板に乗っていた内職の花軍団をごみ箱に落としてしまった。ほとんど救出したものの、黄色いバラが1輪見つからない。ごみ箱を何度かひっくり返しても見つからない。確かに中に潜り込んでいったのを目撃したのだがね。諦めて、最初から作り直した。幸い材料が残っているので、再現できた。茎の長さを間違えたので、1cm短くなってしまった。

 

[春のお花リース・仕上げ]

・リースの形がいびつだったのか、やけに隙間が空いた箇所が出来た。そこの部分は花を無理矢理押し広げて隙間を埋め、内職のバラも倒し気味で配置して、それらしく見せた。真横から見ると、隙間が明らかなんだけどね(まるで歯周病の隙間のよう)。これでひとつお花軍団にケリが付いた。

 



[バラの花瓶・仕上げ]

・のっけにハプニングがあったものの、形として出来上がると、達成感がある。お花軍団がひとかたまりになると、迫力あるわ。こういうのを形に出来る自分(組み立てているだけだが)が好きだと言いたいくらいの達成感だ。時間や手間が一番かかった分、今回の小物の中で一番好きだな。

・ボンドを瓶の底に垂らしたら、底の紙が外れそうになった。そうっとしておこう。

・リトライした茎の短い黄色のバラが良い具合にアクセントになり、花瓶のお花に立体感が出た。

 

●6月15日(土)




[秋のお花リース]

・クレープ紙は、花材テープを葉の形に切るのと比べると、扱いやすい。花材テープは紙同士がくっついて、剥がすのが手間だった。今回は紙の両面に色塗りをした。葉の先っちょで塗る面積が小さかったのと、丸めると内側が見えなくなるバラと違って、リースは裏表が見えるので、どちらからでも見栄えが良くなるようにと(現実の葉っぱの裏側は色が薄いけれど)。

・枝の作りがしっかりしているので、リースにうまく固定できるか心配だったが、幸い紙紐のねじりの溝部分に沿わせるようにして接着できた。

・ビーズも見本図を見ながら配置、溝で固定できる場所は利用した。こういうセンスの問われる小物は仕上がりがいまいちでも、手間がかかった分で帳消しになって、好きになれる。

 

残る小物は2つ。明日完成できるか。中断して1年半くらい経ったキットだが、再開して完成にこぎ着けて、嬉しい。中途半端人間じゃないと見せてやれ(誰に)。

 

●6月16日(日)―6月19日(水)まで

ダイソーで、出来上がったパーツや小物を入れておくためのケースを追加購入した。これで、何回分かのキットを保管できる。

 



[プランター]

・緑ワイヤーの長さが足りない! やむなく2.5cmのところを2cmに縮めて対応した。緑ワイヤーは全部で4本入っており、それぞれのパーツでの端切れを取っておいたのが功を奏し、ギリギリ1cmを9本用意できた。万が一を考えて、余った材料は保管しておく。それにしても、緑ワイヤーはギリギリだったな。先日、黄色のバラを紛失しなければ(後日見つかったので、そこから3cm分貰った)、ピッタリの長さだった。

前言撤回。造花をプランターに接着する段になって、緑ワイヤー1cmのピンク花を作りすぎているのが分かった。規定個数9本に対し、9本も多く作りすぎていた(緑ワイヤー9cmも使用)のだ。正確に作っていれば、緑ワイヤーが10cm余ったことになる。後の祭りだ。おやおや、2.5cmの花も6本余分に作りすぎていた。合計で20cmも余る(ほぼ1本)ではないか。

・プランターの花は、緑ワイヤーを刺してから紙を丸めた方がうまく定着する。説明書どおりに、紙を丸めてからワイヤーを刺そうとすると、ワイヤーを通す穴を見つけるのに時間がかかるからだ(指で丸める際に穴を潰してしまうから)。10個目を作り始めたあたりからコツを掴み始めたが、もう残り2つだ。

花を配置するポイントは、同じ色で偏らないことと、花の向きを変えることである。色が偏り、向きが同じになると、単調なプランターになってしまう。自然らしくなるように、変化をつけて。最初は見本写真を見て配置していたが、退屈になってきたので、1個目の途中からは見ないで配置した。

 

 

[ポンポン飾り]

刺し子糸へのポンポンの取り付けは、ドールハウス本体完成後に行い、調節する。

今回のキットで作るのはフック(大)(小)とポンポンである。

 

・フックはペンチを用いて作成した方が良かったかもしれない。ピンセットだと細部の折り曲げでズレる。引っかける部分が奇麗な半円にならず、先っちょが開いてしまう。ここはフックに見えればOKなのか。実際にドールハウスにセットしてみて、外れるようならば考えよう。

・ポンポンに関して、紙の内側をツルツル面にして縫った方が剥がれやすく、ふわっと花らしく仕上がる。内側をザラザラ面にすると、ピンセットで剥がしにくく、仕上がりが悪い。

「ぐし縫い」が説明書の図だと「なみ縫い」にしか見えず、調べた。なみ縫いは3mmから広めに縫い代と隙間をとり、ぐし縫いは2mmと狭めに縫う。縫い目が細かくなるほど、寄せたときにダーツが細かく出来るとのことだ。

ラスボスは小出し攻撃が得意のようだ。今日完成するかと思いきや、全部でポンポンを22個作成しなくてはいけない。また内職か。3個作っただけで、へとへとである。

 

6月17

・今宵は6個作成。まだ完成まで半分あるな。糸を引くときに、適当に引くのではなく、手で紙を押さえながら引くと、ダーツがバラバラにならず、向きが揃う。向きが揃えば紐を結ぶ位置を特定できるので、花の形が整う。ピンセットで重なった花びらを開くというよりも、成形したときにいかに開いた状態に持っていけるかである。ピンセットは補助や細部の調整である。

 

6月18

・今宵は8個作成。今日ブーストをかけて完成できるかと思ったが、頭痛と気持ち悪さ(3D酔いのような)に見舞われたので、切り上げた。あともう少しだけれど、残り3個は明日完成させよう。

花びらを開くときに、ピンセットはつまむだけの用途で用いていたが、隙間に入れて押し開けることを発見した。紐を結ぶ向きによって、花びらの表情が異なってくる。蛇腹の峰になっている面で結ぶと、ふんわりと花びらが開く。逆で結ぶと、蛇腹が表に出てしまい、花びらが不細工になる。2つぐらい蛇腹を表目にやらかしてしまった。




6月19

・今宵は3個作成で、ようやくフィニッシュ。「春のお花と秋の実り&お誕生日のお祝いデコレーション」の回が完成した。キットの通し番号を確認したら、何と12回目だった。最後ということは、一番難易度が高い回か。内職は難易度が高いよ。根気がいるからね。よく4回目の作成に持ってきたな。

ポンポンを22個作ったけれども、いまいちコツを掴めていない。半分くらいの形が不格好だ。作り直したくても(材料はまだあるので)、余力がない。1個あたりの作成にかかる時間が短くなったのは成長か(10分くらいで作れる)。

 


「春のお花と秋の実り&お誕生日のお祝いデコレーション」完成。

 ポンポン飾りの作成に4日も要した。平日に作成時間を確保するのは困難で、できても1時間から2時間くらいである。疲労度によっては、帰宅後に就寝する場合があり、体調との相談だ。毎日ミニチュアだけ作成していても、日々のもやもやは蓄積していく。文章や絵でガス抜きしてやらなければならない。その分、手数の多いキットほど、完成まで時間がかかる。以前のように、数日で完成は難しい。

 なんやかんや書いたけれども、無事に完成できて、良かった。この勢いを次回の作品につなげよう。