2016年11月13日日曜日

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・窓辺でガーデニング(完成)】

↑種袋、苗のポット、木箱が完成(10月23日)

今回は、説明書の順番から逸脱して作成している。植木がややこしそうなので、後回しにしているのだ。
・種袋:いつもの黒線の内側を切る戦法で臨んだ。複数のパーツを貼り合わせる系でなければ、この戦法は有効だ。目打ちでスポンジの真ん中に穴を開ける時は、キャップと貼り合わせる前の方が良い。後だと、スポンジがキャップにすっこみすぎて、反対側から押し出してやらなければならないからだ。
・苗のポット:スポンジをキャップに合わせて切る時に、目打ちで切り込み線を付けてやると、切断しやすい。スポンジなので、カッターで微調整を加えながら、少しずつ切った。
・木箱:パーツがコンマミリ狂うと、箱が斜めになったりする繊細なミニチュアだ。橋渡しの木を接着する工程で気を遣う。速乾性を求めるときは、コニシのボンドの力を借りている。昨日セリアで、人間が使う用の似たような木箱を見つけて、湧いた。


↑ほうきと机が完成(10月23日)

・ほうき:ミニチュアでほうきを作るなんて、貴重な体験やなぁ。実際のほうきもこのような工程で作られているのだろうかと、想像を巡らせてしまう。
・机:机の脚を二本作成するのだが、片一方が順調に仕上がると、もう片一方がいびつになったりする。いびつさは尾を引いて、仕上がりまで影響する。対になった四本の脚の高さを合わせるのは、根気との戦いだった。机を裏返すと、ペンチで何度も曲げた苦闘跡を見受けるわ。


↑霧吹き、スコップ、鳥が完成(10月23日)

・霧吹き:型紙に合わせてワイヤーをペンチで折り曲げる作業は根気がいる。しかし、ある程度妥協しないとキリがない。やり直したり、検討したりの根気のいる作業は嫌いではないで。
・スコップ:鉄にあたる部分にボンドを塗って、光沢を出してみた。このタイプのスコップを見ると、フェリシモの昔のキットで、ピーラーやルレットを作ったことを思い出す。メアリーおばさんの――だっけ。
・鳥:見本写真を見た時、本当に鳥が出来るんやろうかと半信半疑だったが、それらしく仕上がった。複数のパーツを一カ所にくっつけないといけないので、何回かに分けて接着した。ライチョウのピーピーちゃんのぬいぐるみ効果かな。


↑植木が完成した(10月23日)

結局後回しになったミニチュアだ。生け花は空間を意識して生けると聞いたことがあるが、この植木もまさしくそうだった。幹となる針金を立体的に奥行きを持たせながら折り曲げ、なるべくイメージから遠ざからないように微調整を加える。枝葉を接着すると印象が変わるので、また針金を折り曲げて整える。机の次に手間がかかったミニチュアだった。



1週間かけて作成したが、実質3日である。日曜日と木曜日、うまくいけば水曜日も少し作成に回せる。あとの曜日は帰りが遅いので、帰宅して間もなく就寝する日々だ。今回は、日曜日、木曜日、日曜日で完成できた。
一見すると、パーツが少ない回に見えるが、一つ一つのミニチュアが濃密で時間がかかった。窓辺や壁等の家のパーツで前半戦、道具類で後半戦である。難儀したのは机と植木、後者はフレームに収まらず、枝葉を貼り直したりと修正を重ねた(今でもはみ出しているがね)。鳥が一番納得のいく出来になった。