2016年11月13日日曜日

フェリシモ【ミニチュアフレームの会・猫と朝食(完成)】

↑左から、キャットフード、ジャム、カップである(9月26日)

キャットフード:缶詰の縁取りを針金で成形するのだが、円を形作るのが難しく、いびつになった。床に落としすぎて変形しすぎた缶詰だと思おう。型紙に沿って円を成形しなかった私が悪いんだが。
ジャム:チューブを切断するときに潰し気味でハサミを入れないと、断面がいびつになる。斜めになった部分はハサミで微調整したが、傾いている。まさかスナップボタンの凸側を蓋に見立てるとはね。
・カップ:今回の小道具作成から、コニシのボンド(速乾性)を導入した。ピンポイント短時間勝負にはコニシのボンドが適している。持ち手の部分は指で2分間固定したが、たわんだ。わたで湯気を付け忘れたので、後で補足した。

↑左から、コーヒー、トーストである(9月27日)

・コーヒー:やはりチューブの切断は難しく、断面が斜めになってしまう。銀紙でアルミの部分が表現できるとはあっぱれだ。コーヒーもマジックの黒色でそれらしく見えるようになるのも、すごい。
・トースト:クリーム色のスポンジに茶色い紙を巻くだけでトーストに見えるのも、すごい。銀色のビニール帯がヘラになるのにも、目を丸くした。このミニチュアを企画する人は発想力が抜きん出ているなぁと、たまげてしまう。身近な素材を組み合わせて、ミニチュアを作れる発想がね。


↑プレートセットが完成(9月27日)

・目玉焼き:白身は紙なのだが、表面にボンドを塗ることで、光沢と微妙な凹凸を出せる。指示にはなかったが、トーストのジャム部分にもボンドを塗ったら、ちゃっちい感じがなくなって、良くなった。
・ウインナー:失敗して、カリカリベーコンになってしまった。カラーテープの厚みが足りなかったんだね。リトライができたら、作り直したかった。
・皿:フェリシモ恒例のくるみボタンを皿に見立てる手法だ。


↑トースターが完成(9月27日)

木製のブロックに銀紙を巻くだけで、家電に変身とは、やるなぁ。木材等の角を丸くするときは、数ミリであれば、カッターを用いるよりも、紙やすりで微調整しながら削った方が断面がいびつにならない。
左下に貼ってあるSISTERというメーカーは、brotherのパクりだろうな。
物語や絵を描いたりするのも好きだが、ミニチュアを作るのも純粋に好きだと改めて感じた。初めて、フェリシモのキットでミニチュアを作り始めたのが確か小学6年生くらいだった。自分で小道具を作る、3Dプリンターでも実現したいところだ。


↑左から、黒猫、紙袋である(9月27日)

・黒猫:モールを組み合わせるだけで動物になるとは、たまげたものだ。まるでバルーンアートやな。モールの毛がよく抜けるので、途中で台紙の半分を切って作業した。完成品は猫の顔が皿で隠れるので、完成前に顔を収めておいた。黒猫のユンだな。
・紙袋の成形が折り紙を彷彿させて、混乱した。1番目と2番目と、順番どおりに折っても、説明書どおりにいかず、逆にしたり戻したりして、何とか形になった。幼い頃に折り紙遊びをサボったからね……からっきしなんだ。上に乗っているのは、オレンジである。


↑これで、一通りのパーツが完成した(9月27日)

あとは、フレームに貼り合わせるだけだ。
ミニチュアをバラバラに並べても、それなりに見えるなぁ。


作成所要時間・約10時間。ミニチュア作成再開の第1作目。

何かひとつの作品を完成させた時の喜びは、ひとしおだ。
小道具作成から、コニシのボンド(速乾性)を使っているので、パーツの貼りつけがスムーズにできた。ひとつずつパーツを作っていて、自己流のミニチュア作成手順を思い出した――予めパーツだけ切り分けて準備し、後でまとめてボンドでくっつける。紙やすりで微調整する等。
新たに気づいた点は――定規で印を付けた後に、印の内側を切ると見栄えが良い(若干長めにサイズを測る)。ボンドは光沢感を出すのに適している。カバーフィルムの台紙の再利用は素晴らしい点である。