2016年2月19日金曜日

【マイ3Dプリンターモデリング講座10】ハンガーを作ろう

10号。モデリング講座も二桁に突入した!
今回の組み立てハンガーを原寸大でプラスチックで印刷すると、実用的なアイテムになる。だが、私は縮小して、ミニチュアとして遊ぶのだ。今後作成するミニフィギュアが着る布の服を引っかけておくためのベストアイテムや。ハンガーを作成したら、ハンガーラックもモデリングしなくてはな。ラックの方は追々作成しよう――おっと、前置きが長くなった。

《覚え書き》
●ハンガーの軸とパイプの部分のパーツは分けて作成する。どちらかのパーツを読み込んだときに、挿入されて欲しい軸上に来るように考えて、パーツを配置する。



・Polylineで、Shiftキーを押しながらドラッグすると、円弧が作成できる。
・円柱をShellで空洞化させる場合
→①円柱の全体をクリックして指定
 ②Shiftキーを押しながら、面を選択。その際に蛍光色の緑色の太い縁取りが表示されれば成功。
 ③Shiftキーを離さずに、キューブ状のアングルの角を押してアングルを変更し、もう片方の面も選択する。
 ④Shellを実行して、どちらの面も抜けていれば成功。

・前号のRevolveで、取っ手の部分が空洞化してしまったのは、本体を作成する際に「Subtract」のコマンド以下を「Subtract」まま変更せず、作成したはずの本体が一度消えていたからなのか(下位コマンドでSubtractを実行すると、作成しようとする図形が赤く表示される)。
・Extrudeは、図形のはみ出した部分を削除するのにも有効なんだね。
→SubtractでExtrudeで作成した立体が赤く表示されたら、はみ出た部分はきれいに消える。
・Mergeをする際に、図形の断面ではなく、図形自体(全体)を指定してやらないと、反映されない。
・ExtrudeやMirrorで、Profile以下のコマンドを設定するとき、下位と上位をどちらから設定しても構わない。


完成。前号のティーポットの作成と比べると、1時間くらいでスムーズに作成できた。頓挫しても、一工程前に戻ったり、選択する順番を変えたりすると、案外うまくいったりする。ティーポットの試練のおかげで、エラーが出ても、動じなくなった。


今日のノート。以前にノートに書いた機能も、新たな使い方を学ぶので、その都度記録している。今のところ、Polylineの登場回数が多い。それだけ用途が幅広いのだろうな。二次元スケッチから三次元立体へと移行する瞬間には、いつも息を呑む。